コンクリートの打ちっぱなしのような、無骨さや粗野な感じがスタイリッシュでカッコいい。そんな「ブルータリズム」を体現したようなキーボードがあります。

ブルータリズムとは、1950年代頃に世界で見られた建築様式のこと。文化的な要素や装飾は限りなく排除させ、建築資材の質感をそのまま強調しています。使う色は主に黒や白で、派手な印象とは無縁のため、「温かみがない」「憂鬱な印象」などとネガティブに捉えられることもあります。しかし、資材のありのままの表情が出るため、よい意味での強さや荒々しさを感じさせ、デザイン次第ではファッショナブルに見える一面もあります。
「Cleaver」と名付けられたこのキーボードは、そんなブルータリズムの哲学を感じさせるようなデザイン。重厚感のある見た目とは裏腹に、アルミニウム製で軽量。無駄な所をそぎ落としたデザインは、キーボードというレベルを超えて、もはや彫刻品のようです。無機質な印象になりすぎないように、一つひとつのキーは四角ではなく丸みのあるデザインになっているところも、なかなか憎い演出です。
さらに見た目だけでなく、機能性にも配慮。アルミニウム製ではあるもののシリコンも使用しており、タイピングしたときは心地よいサウンドが響きます。防塵、防滴の効果もあり、背面にはすべり止め加工があるため、デスクに置いたときに安定して使えます。
たかがキーボード、されどキーボード。頻繁にPCを使う方なら、ありきたりの周辺機器ではなく、自分らしさを表現したいと思うのは自然なことでしょう。こんなキーボードを使っていたら、まわりから一目置かれるかもしれませんね。
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【主な参考記事】
Yanko Design. Brutalist Meets Minimalist: The Cleaver Aluminum Keyboard. April 21 2025
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