昨今ではスポーツの世界が大きな広がりを見せている。なかでも、競技性の高いコンピュータゲームを題材にした「eスポーツ」は世界的に大きな盛り上がりを見せており、日本円換算で億単位の賞金がかけられた大会も出てきた。若い世代に人気が高いことからコンテンツとしての注目度も高い。
そうしたなか、先日アメリカ・ロサンゼルスで開催された世界最大のゲームショー「E3」では、さらにその一歩先を行くゲームが展示されていた。話題の「PlayStation VR」を使ったVR(バーチャル)ゲーム『Sparc』だ。
For more details on #Sparc, coming first to #PSVR in Q3 2017, head over to our website https://t.co/6QSAzd4c18#VR #vSport pic.twitter.com/noSmzBxrF6
— Sparc (@PlaySparc) June 13, 2017
VRスポーツゲームとして、「vスポーツ」を謳う『Sparc』。モーションコントローラの「PlayStation Move」を用いて、体を使ってプレイする対戦ゲームとなっている。
奥行きのあるバーチャルな空間に1対1で向き合うプレイヤー。2つのボールを投げ合って相手にぶつければポイントを獲得できるのだが、映像の通りボールを跳ね返したり、横や奥の壁を使って相手を狙うことも可能。投げ方による球速の違いや2つのボールを使って当てる工夫など、シンプルな操作ながら戦略性は高いようだ。
開発元である「CCP Games」へのインタビューを交えた長めの動画がこちら。開発者がコメントしているように、ドッジボールとラケットボール(※スカッシュに似たインドア・ラケットスポーツ)を組み合わせたようなゲームである。日本だとエアホッケーに近い?
体を動かすことからより「スポーツ」のイメージに近い『Sparc』。現状発売日は未定だが、このようなVRゲームが今後eスポーツにおいても増えていくのかもしれない。