ストレートで分かりやすいギャグはいつの時代も大人気。しかし、時には少し捻くれたジョークが恋しくなるという人もいるのでは。そこで今回は「意味がわかるとおもしろい話 THE BEST」を紹介しよう。推理ゲーム感覚でジョークが楽しめる同アプリは、「けっこう頭使うけどめちゃくちゃ面白い!」とネット上で注目を集めている。
小話の裏に隠されているのは…?
同アプリは、シニカルな笑いが詰まったショートストーリーを179話収録したもの。アプリを起動すると、うなだれて正座をしたウサギの着ぐるみがいきなり登場。ツッコミたい気持ちを抑え、「スタート」からステージセレクト画面へ移動しよう。
セレクトできるステージは全部で18種類だが、最初から解放されているのはステージ1のみ。ほかのステージへチャレンジするには1つ前のステージを全てクリアしなければならない。
各ステージには独立したショートストーリーが10話前後セットされており、話に込められた“謎”を解明するのがクリア条件だ。謎に気づかなければ何の変哲もない小話だが、謎に気づいた途端に物語の見方がガラリと変わってくるのがポイント。
たとえばステージ1のFile01「仁」では、ある男が「前の会社で5億の機械を俺のミスでぶっ壊した時」と自分の経験を語り始めた。続けて、「社長は尋常でないほどに汗をかきつつ、焦りで声が出なくなりそうな中振り絞るように『君に怪我がなくてよかった。機械はまた買えばいい』と言ってくれた」という一文も登場。「その時、俺はこの社長に一生ついて行くと決意した」という意気込みで物語が締められている。
ただの失敗談のように見えるが“あるキーワード”に気づいた途端、クスッと笑える事実が浮かび上がるはず。物語を読み終えたら「推測する」項目を選択し、話の中の不自然な部分をタップしてみよう。推理が見事的中すれば、物語に隠された謎をアプリが解説スタート。
謎解きパズルのような同アプリはユーザーからも好評で、「短編小説感覚で読めるから面白い!」「短い文章でこんなに頭使ったの初めてかも…」「解説も付いてるのが良いね!」といった声が多く上がった。
どうしても謎が見つからない場合はアプリに答えを教えてもらえるが、Twitterへのシェアが条件に。「『仁』の意味が分かると面白いらしいケド… わからん。誰か意味教えて!」という風な降参ツイートが自分のアカウントから呟かれてしまう。
「#アプリ意味がわかると面白い話」というハッシュタグをチェックすると「誰か意味教えて!」というツイートがズラリと現れるので、苦戦しているユーザーはかなり多いようだ。推理力に自信がある人は、是非「意味がわかるとおもしろい話 THE BEST」にトライしてほしい!
■レート
4.0(最大5/App Store/3月22日現在)
4.1(最大5/Google Play/3月22日現在)
■アプリ情報(App Storeより)
販売元:MITURU KISARAZU
サイズ:49.7MB
互換性:iOS 9.0 以降。iPhone、iPad、および iPod touch に対応。
年齢:以下の理由により年齢制限指定9+ となっています。
まれ/軽度なアニメまたはファンタジーバイオレンス
まれ/軽度な過激な言葉遣いまたは下品なユーモア