先日の日本代表欧州遠征には招集されなかった井手口陽介。彼は今年1月からスペイン2部のクルトゥラル・レオネサに所属しており、レギュラー獲得に向けて奮闘している。
そのレオネサの試合で先日、こんな珍事があった。リーグ第32節のアルバセテ戦でのことだ。
アルバセテが中盤でボールを奪い、カウンターをしかけた場面。ボールがタッチラインの外に出るとみたレオネサ選手の動きが緩慢で、一気にチャンスになりかねない状況だった(動画1分~:再生はYoutube上で)。
そんなときにライン際でボールに触れたのは、レオネサのルベン・デ・ラ・バレーラ監督。
えっ!?
?️@isaacfouto sobre la sanción a Rubén de la Barrera:
➡️ "La horquilla oscila entre los 4 y los 12 partidos. No hay antecedentes, excepto el de Enrique Martín Monreal".
➡️ "Yo creo que van a ser cuatro partidos". pic.twitter.com/wKdZXS0DZq
— Tiempo de Juego (@tjcope) March 24, 2018
静止画で見ても、やはりこれはラインを割っていない……。当然ルール違反であり、相手のカウンターを阻止したとしてデ・ラ・バレーラ監督はレフェリーから退席処分を科されてしまった。
『ABC』によれば、33歳の指揮官は試合後に「本能的に体が動いた」と述べていたそう。ナイスディフェンスではあったが……。
過去にスペインでは同様のケースで、監督に10試合のベンチ入り禁止処分が科されたことがあったという。現在、降格圏に沈むレオネサ。残り試合はちょうど10である。
なお、試合は結局0-0の引き分けで終了。井手口はベンチ入りしなかった。