7月2日より発売される、フィリップスの電動歯ブラシ新製品「ソニッケアープロテクトクリーン」シリーズ。その新製品発表会が東京・昭和大学歯学部で開催されました。電動歯ブラシ初心者にぴったりという製品の特徴とは? 発表会の模様を通してレポートしていきます。
9800円~のお手ごろ価格で「過圧防止センサー」を搭載
今回発売される「ソニッケアープロテクトクリーン」シリーズは、電動歯ブラシ初心者向けの製品。エントリークラスの「プロテクトクリーン」、ミドルクラスの「プロテクトクリーン<プラス>」、上位機種の「プロテクトクリーン<プレミアム>」の3機種が発売されます。
シリーズに共通する特徴としては、歯茎を痛めないようブラッシングの力を抑制する「過圧防止センサー」と、ブラシヘッドに搭載されたチップによるブラシヘッドの交換時期の通知機能が搭載されていること。また、毎分3万1000回の高速振動による音波水流により、歯の隙間や奥歯の歯垢もしっかり除去することが可能です。
エントリークラスの「プロテクトクリーン」は、通常モードにあたるクリーンモードのみ。「プロテクトクリーン<プラス>」はクリーンモードに加え、歯と歯ぐきの境目を磨くモードを追加したガムケアモードを搭載。「プロテクトクリーン<プレミアム>」はクリーンモード、ガムケアモードのほか、ステイン(汚れ)の除去に効果的なホワイトモードを搭載しています。また、ブラシヘッドを認識して最適な強さとモードに設定する機能も搭載。
発売は7月2日から。想定市場価格(以下すべて税抜)は「プロテクトクリーン」が9800円、「プロテクトクリーン<プラス>」が1万4800円、「プロテクトクリーン<プレミアム>」が1万9800円となっています。
全身疾患の予防のためにも口腔ケアは重要
発表会では、最初にフィリップス・ジャパンの相澤 仁さんが登場。フィリップスでは、2025年までに1年間で30億人の健康と生活の向上を目指すため、健康的な生活、予防、診断、治療、ホームケアといった、ヘルスケアの価値連鎖全体で捉えています。
相澤さんによると、「なかでも口腔ケアはとても重要。虫歯や歯周病を予防することで、老人に多い誤嚥性肺炎や糖尿病、循環器系の病気、動脈硬化といった疾患の予防につながります。そのためにも、今回のソニッケアープロテクトクリーンで、幅広い層の人たちに電動歯ブラシによる口腔ケアを始めてもらいたい」とのことでした。
たった2分で歯がツルツルになったことが衝撃!
発表会のあとは、実際に「プロテクトクリーン」を体験。使用したのは中位モデルの「プロテクトクリーン<プラス>」です。ブラシヘッドを取り付けてスイッチを入れるだけですぐに使えます。ブラシヘッドを口に入れて、軽く歯と歯茎に当てていると、最初は唇が少しむずかゆい感じですが、すぐに慣れます。
磨くコツとしては、口の中を4分割し、それぞれ30秒ずつ、合計2分くらいで磨くようにすること。実際に歯磨きを終えると、歯の表面がツルツルになります。普段、手磨きで10分以上時間をかけている筆者にとって、たった2分でツルツルになったのはかなりの衝撃でした。
「歯を痛めそう」「高い」と思っていた人こそオススメ
また、ズボラな筆者にとってブラシヘッドの交換通知機能はとてもいいと感じました。ソニッケアーのブラシヘッドならすべて使用できるということなので、いろいろ使い分けるとさらにいいかもしれません(ガムケア用ブラシヘッドやステイン除去用ブラシヘッドなどを用意)。
「電動歯ブラシは使ってみたいけれど、歯茎を痛めそう」「電動歯ブラシは高い」という理由で使っていなかった人こそ、「ソニッケアープロテクトクリーン」シリーズはオススメ。過圧防止センサー搭載で歯や歯茎にやさしく、本体のお値段も約1万円~とリーズナブル。いつまでも健康な歯でいたいのならば、電動歯ブラシは必須ですよ!