「僕の趣味は映画鑑賞と音楽鑑賞。自宅でも映画や音楽を堪能するため、高音質のオーディオ機器がほしいけれど、妻に『そんな無駄づかいはダメ!』と叱られそうなんだよなぁ……。
参ったなぁ……と、いつも困っている「参田家(まいたけ)」の面々。きょうはお父さんが、なにやら困っているようです。そこで、オーディオ機器に詳しい「GetNavi web」プロデューサーが、参田家のお父さんが求めるシーンに合わせて3製品をピックアップしました。
低価格で高音質のオーディオ機器がほしい!
お父さん「僕、映画と音楽が大好きなんです。趣味を充実させるべく、高音質のオーディオが欲しいんですが、価格の高さから、なかなか妻に言い出せなくて……。こんな僕におすすめのオーディオ、何かありませんかね?」
松井「ありますとも! 私も参田さんと同様、子どもを持つパパですからね。お父さんにおすすめの家電は、私の得意分野です。お財布に優しく、かつ高音質なオーディオをお探しなら、オラソニックの『IA-BT7』が一押しです。2018年6月に発売されたBluetoothスピーカーなのですが、これがかなりの高音質。しかも価格は3万円前後と、リーズナブルなんです」
お父さん「3万円前後ですか! それなら毎日の晩酌を半分にするのと引き替えに、妻にも言い出しやすいなぁ。しかしワイヤレスって、どうなのでしょう? 有線よりも、音質が劣るイメージがありまして……」
松井「おっしゃる通り、有線よりも音質が劣ることがワイヤレスの弱点でしたが、そのイメージを覆したのが『IA-BT7』です。少し専門的な話になりますが、ワイヤレスで音声を流すには、Bluetoothコーデックの形式が重要です。IA-BT7は高音質のコーデックを採用しているため、有線のスピーカーにも引けを取りません。音質にこだわるオーディオマニアの間でも、すごく好評なんですよ!」
お父さん「いやはや、オーディオの世界も日々、進化を続けているわけですね。マニアにも好評とは、ますます気になります! でもテレビはBluetooth接続ができないですよね?」
松井「その点もご心配なく。アナログ入力端子も搭載されており、有線で接続したテレビの音声も、高音質に変換されます。音楽はもちろん、高音質で映画を鑑賞したい参田さんには、かなりおすすめです」
お父さん「そうなんですか! ワイヤレスなのに高音質で音楽も聞けるだけでも十分なのに、テレビにも有線で接続できるなんて……。今すぐにでも買いに行きたいです!」
松井「『IA-BT7』はコンパクト設計なため、設置場所にも困りません。木製フレームを使用した、ミニマムなデザインも素敵なんです。インテリアとしてもおしゃれだから、奥さんを説得するにも、いい材料になるはずですよ(笑)」
オラソニック「IA-BT7」
3万2400円
お父さん「さっそく妻を説得してみます(笑)! それと、ヘッドホンについても教えてください。低価格なヘッドホンで高音質を楽しむのは、無理な話なのでしょうか? 子どもが寝静まった後だと、どうしてもヘッドホンが必須でして……」
松井「ヘッドホンに高音質を求める場合、1〜3万円程度の出費は覚悟すべきです。とはいえ、スピーカーも新調して、イヤホンも新調してでは、奥さんも怒りますよね(苦笑)。低価格で、少しでも音質にこだわるなら“ノイズキャンセリング機能”が搭載されているヘッドホンを選んでください。周囲の音が遮断されるため、音量を上げなくてもしっかり聴き取れるようになりますよ」
お父さん「なるほど! ノイズキャンセリング機能が搭載されているだけでも、聴こえ方が変わってくるわけですね!」
松井「さらに最近では、ノイズキャンセリング機能とは反対の機能、周囲の音を聞きながら音楽を楽しめるイヤホンも登場しています。アンビーというメーカーが開発した『ambie sound earcuffs』というイヤホンなのですが、これも世のお父さんたちにおすすめの製品です」
お父さん「それも気になりますね! ヘッドホンやイヤホンを使って音楽を聴いていると、妻の呼びかけに気がつけず、よく叱られるんですよ……」
松井「それ、“お父さんあるある”ですよね(笑)。しかし『ambie sound earcuffs』なら大丈夫! 耳の穴をふさがず、耳を挟むタイプのイヤホンで、自分だけに聴こえるように音楽を鳴らしてくれます。これなら奥さんの呼びかけにも気づけますし、家族と会話をしながら音楽を聴くことも可能です。駅のアナウンスを聞き逃すこともないので、あらゆるシーンで活躍してくれますよ」
ambie「ambie sound earcuffs」
5940円
お父さん「家族との時間を過ごしながら、音楽も楽しめるとは、とても画期的ですね! さすが松井さん、引き出しが豊富だなぁ……。話は変わるのですが、息子が生まれてからなかなか映画館に行けないんです。でも大きな画面で映画を見たくって。なにかいいアイテムはないでしょうか……?」
松井「それでしたら、アンカー・ジャパンの『Anker Nebula Capsule』がおすすめです! 350ml缶と同サイズのコンパクトなプロジェクターで、スピーカーが搭載されているだけでなく、Android OSが内蔵されています。そのためYouTubeやNetflixなどの動画配信アプリを再生できるので、これさえあれば、自宅ではもちろん、旅行先でも、動画配信サービスの映像が楽しめるんですよ!」
お父さん「動画配信サービスが楽しめるプロジェクター……。つまり、部屋の壁をスクリーン代わりに、映画を楽しめるということですか!? 」
松井「その通りです! 白い壁、白い天井さえあれば、鮮明な映像を映し出すことができます。しかも内蔵されたスピーカーは、360度サウンドのため、なかなかの臨場感。動画配信サービスを利用するにはWi-Fiが必要ですが、内蔵バッテリーにより、3時間の連続再生が可能です。電源がない環境でも、映画一本がまるっと楽しめますよ! 」
お父さん「自宅にはWi-Fiを引いていますから、そこは問題ありません! しかもモバイルWi-Fiを活用すれば、キャンプ場のテントでも、映画を楽しめそうですね」
松井「自宅で楽しむにしても、テレビ画面で鑑賞するより、圧倒的な臨場感です。お子さんと一緒に映画鑑賞をすれば、きっと喜んでくれるはずです」
アンカー・ジャパン「Anker Nebula Capsule」
3万9800円
お父さん「これなら映画館に連れて行くのが難しい下の子にも、映画館の気分を味わわせてあげられます! 松井さん、今日は本当にどうもありがとうございます! どれから最初に購入すべきか、迷ってしまうほどです(笑)。さっそく、妻に相談してみますね! 」
まとめ
“家族で楽しめる”がキーワード!
松井さんが教えてくれたのは、趣味に没頭できるだけでなく、家族も一緒に映画や音楽を楽しめるオーディオ機器。「そこまで高価でないオーディオなら、妻も許してくれるはず……」なんて考えていたけれど、妻を説得するには、値段と同じくらい“家族で楽しめる”ことが重要なのかもしれないなぁ……。松井さんが挙げてくれた製品なら、妻も納得しそうだし、僕自身、家族と一緒に映画や音楽を楽しめたら、最高だ! さっそく相談してみるぞ!
【プロフィール】
GetNaviwebプロデューサー/松井謙介
さまざまな見せ方で“デジタル製品”の魅力を読者に伝える現在のGet Naviのスタイルを築きあげ、読者人気を支える統括編集長。休日は家族と過ごすイクメンでもある。