ソニーは、Bluetoothによるワイヤレス接続に対応したアナログターンテーブル「PS-LX310BT」を4月20日に発売します。価格は2万7700円(税抜)。
「PS-LX310BT」は、Bluetoothトランスミッター機能を備え、Bluetooth対応のスピーカーやヘッドホンなどとワイヤレス接続して、配線を気にせずどこでも自由に音楽再生を楽しめることが特徴。Bluetoothでペアリングした機器の情報は最大8台まで記憶するので、一度接続した機器は次回以降、自動でペアリングをしてくれます。コーデックはSBCとaptXをサポート。
高剛性のアルミパイプを使用した新設計のトーンアームにはMMカートリッジを装着しており、針の交換にも対応(シェルは交換不可)。フォノイコライザーを内蔵しており、フォノイコライザーを搭載しないオーディオ機器にも出力可能(フォノイコ出力はオン/オフ切り替え可)。出力する機器に合わせて音量をLow(-4db)/Mid(0db)/High(+6db)の3段階で調節できる「ゲインセレクト機能」も備えています。駆動方式はベルトドライブ式。レコードは7/12インチに対応、スピードは33 1/3回転と45回転から選択できます。
ボタンを押すだけで自動的に再生/停止を行える「1ステップフルオートプレイ」を採用しており、誰でも簡単にレコード再生を行えます。また、レコードを聴き終わるとアームが自動で戻るオートリターン機能にも対応。針の摩耗を防ぎます。
背面にはUSB出力端子を備え、PCと接続して44.1/48kHz 16bitでデジタル録音が可能。オーディオケーブルは直出しとなります。
欧米を中心にワイヤレスオーディオへの需要が増えているなかで登場したBluetooth対応のアナログターンテーブルは、レコードリスニングのエントリー機として最適な仕様となっています。レコードを聴いてみたいと考えている方は、手軽に使える「PS-LX310BT」を検討してみてはいかが?