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2019/9/7 19:00

アクションカメラ「Osmo Action」はマラソンで使えるか? 「小布施見にマラソン」で試した

Instagramで存在を知り、「これはぜひ使ってみたい」と思っていたのがDJIのアクションカメラ「Osmo Action」。昨年冬に発売されたOsmo Pocketもとても気に入っていましたが、マラソンなどアクティブなシーンで使うことの多い私には「もう少し雑に扱えるタフなやつが欲しい」という思いがありました。GoPro HERO 7を雑に、いや、アクティブに使っていた私ですが、GoProで使っているグリップなどのアクセサリーがそのまま使えるなんて!

 

今回、長野県の小布施町で開催された「小布施見にマラソン」(ハーフマラソン)で試してみました。ランナー目線でOsmo Actionはどう映ったかをレポートしていきます。

 

↑GoProで使っているグリップをつけてみた。噂通り、GoProのアタッチメントがそのまま利用できました。これは嬉しいですね

 

HDR動画か手ブレ補正機能、どちらを選ぶべきか?

大会本番をどのモードで撮影するか決めるために、事前に試し撮り。まずは、せっかくなら良い画質で、ということで4k/30fpsのHDR動画で撮影。

明るくて綺麗!ですがブレが結構気になります。HDR動画では手ブレ補正機能 「RockStedy」が使えません。マラソンなど長時間撮影するには、データの容量が大きくなりすぎる心配もありますね。

 

そしてこちらは1080p/60fpsで手ブレ補正機能「RockStedy」を有効にして撮影。

HDR動画より暗い印象ですが、走って撮影してるとは思えないほど滑らかな動画です。走りながらの撮影には「RockStedy」機能は必須だと思えたので、1080p/60fpsで撮影することに決定。64GBのメモリーカードで2時間弱は撮影できそうなので、容量も問題なさそうです。

 

「小布施見にマラソン」で実体験レビュー

それではいざ!小布施見にマラソン、行って参ります!

そう…大会当日は雨でしたが、Osmo Actionは防塵、耐衝撃、水深11mの防水仕様なので 心配ご無用。

 

製品の大きな特徴として、レンズ側にも1.4インチのフルカラーのフロントディスプレイがあるデュアルスクリーン仕様なので、画面を確認しながら自撮りができます。私のように、走りながら自分も映すことが多い人は、重宝すると思います。

 

 

走りながら「ありがたい!」と思ったのは、本体を回転させてもディスプレイは正対したままでいてくれるこの機能。似たような機能があるものもありますが、Osmo Actionは反応がとても速い! タッチディスプレイの反応も同じく、とても速いです。走りながらの操作は、スムーズなほうがストレスがないのでありがたい!

 

クイックスイッチでの撮影モードの切り替えが簡単で、動画を撮る合間に写真もたくさん撮れました。 大会の様子を撮った動画の最後に、スライドショーにして付けておきます。1200万画素あるので、写真も美しい! また、スナップショットという機能もあり、カメラがスリープや電源オフの時でも、シャッターをボタンを押すだけで、簡単に撮影モードを開始することができます。

 

Osmo Actionで、小布施見にマラソンを走りながら撮影した動画がこちら!

 

中村の優チューブ!リンク よく食べるなぁ~私!(笑)。

 

ちなみに、17回を迎えた小布施見にマラソンですが、8000人を超えるランナーが真夏の長野県小布施町を走ります。動画を見て頂ければわかる通り、とにかく楽しいマラソン大会。

 

様々な給水地点では、アイスやお抹茶など珍しい「給食」地点があったり、ラベンダーが貰えたり、楽器演奏のコーナーも多数あります。ハーフマラソン約21kmの間、お楽しみがずっと続くんです。参加者もコスプレランナーが多数参加して、目で見ても楽しめるマラソン大会です。

 

楽しいだけではなく、およそ200人の医療従事者ランナーや多数の救護場所のほか、コース上にWBGT(暑さ指数)の計測器でリアルタイム表示。警報が出た場合、ランナーはスタッフの指示に従って歩かなくてはならず、安全対策もバッチリです(今年は雨のおかげでそこまで暑くなりませんでした)。次回は、2020年7月12日に開催予定。ご興味がある人はぜひ、走りにいらしてください。

 

【まとめ】Osmo Actionを試してみて

残念ながらお天気が良くなかったので映像が少し暗いですが、走ってもブレのほとんどない美しい映像はさすが。 雨の中でもOsmo Actionで撮った画は、色がナチュラルでシックな色味に見えます。最初から鮮やかに撮れるより、ナチュラルな色味の方が良い、という人は多いと思うので。

 

価格的には、この性能で4万円台前半 (公式サイトでの価格は4万4820円)で買えるのは強みだと思います。GoProからの買い替えを考えている人は、アタッチメントが流用できるのもポイントではないでしょうか。

 

最後に、私がOsmo Actionで1番気に入った点は、操作性の良さと、ディスプレイの反応の良さ。上でも書いたように、走りながらの操作はできるだけストレスがない方がいいですからね。

 

以上、ランナー目線で、Osmo Actionをレビュー致しました。購入を考えている方の参考になれば幸いです!

 

【フォトギャラリー】