家電
2020/9/30 18:00

新しい生活スタイルは、外でも家でも非接触! 家の明かりを“リデザイン”する「リンクプラス」とは?

2020年は自宅で過ごす時間が増えました。在宅勤務をすることが増えた人にとって、家という存在が日中は仕事をする場所にもなり、多様な意味を持つ空間になったのではないでしょうか。おうちでの時間が増えたのをきっかけに、自宅環境の見直しを図りたくなるのは当然のこと。なかでも、リビングやダイニングにおける「照明」の大切さに気付かされることもあるはずです。

 

そんな照明と密接な関係にあるのが、昨今よく耳にする「スマートホーム」というキーワード。IoTやAIなどの技術を使って快適な暮らしを実現した住宅のことなのですが、「そんなの我が家には関係ない」と思っていませんか? 実はパナソニックの「アドバンスシリーズ リンクプラス」を導入すれば、自宅の照明環境を快適に操作できるようになるんです。そこで、今回はアドバンスシリーズ リンクプラスの魅力をご紹介しましょう。

 

電線「増設」工事は不要だからマンションでも使える

パナソニックの「アドバンスシリーズ リンクプラス」は、スイッチとスマホをBluetoothで接続し、手元のスマホで照明を操作できる配線器具です。

↑「アドバンスシリーズ リンクプラス」の希望小売価格は8100〜3万2500円(税抜・工事費別)。12月21日発売予定

 

Bluetoothで接続するので、在宅時はWi-Fiルーターと無線アダプタに接続しなくても、スマホとスイッチを直接接続できる簡便さが特徴です。家のなかでの操作がメインであれば、Wi-Fi環境が整っていない家庭や、設定がわからないといった親世代の家にもスムーズに導入できそうです。

 

withコロナの時代になり、不必要な「接触」を避けたいと気を遣う人もいるはず。特に、毎日何度も必ず触ることになるスイッチを手元にあるスマホで操作することで非接触化できれば、衛生面での安心もアップします。

 

また、最近はGoogle HomeやAmazon Echoシリーズなどのスマートスピーカーを使っている家庭もあると思いますが、これらのスマートスピーカーでの操作にも対応しています。

↑在宅中はスマホとスイッチを直接Bluetoothで接続する。ただし、出先からの操作やスマートスピーカーを使うにはWi-Fiルーターと無線アダプタが必要

 

アドバンスシリーズ リンクプラスがすごいのは、電線増設工事をせずにスイッチを取り替えられる点。通常、スイッチを取り替えるとなると電線の増設工事が必要なので、新築の住宅でしか導入できないのですが、アドバンスシリーズ リンクプラスは既築の戸建てやマンションでも使えます。自宅をリフォームする際に、スイッチを交換してもらうだけでいいんです。

↑一般的な住宅の2線式(片切)配線が使えるので、既設の配線のまま使える。大がかりな工事が不要なのがうれしい(※左2つが工事前のスイッチで、右が工事後のスイッチの例)

 

同社では2015年にすでに電線増設によって使える「リンクモデル」を発表していたのですが、今回は既築の住居で使えるようになったのが、大きな進化点。また、スイッチとスマホを接続するのにかかる時間が大幅に短くなったことも特筆すべきポイントです。一般的な住宅で使用する20回路を設定するのに現行品は約70分かかったのに対し、新製品は約20分で設定できるのだとか。これなら導入時のストレスも軽減されそうですね。

 

照明をスマホで一元管理するメリットは多い

では、照明をスマホで一元管理することのメリットは、どんな点にあるのでしょうか? 実は筆者は3年ほど前から自宅の照明をスマホやスマートスピーカーで操作できようにしているのですが、そのメリットをたくさん感じています。

 

たとえば、朝起きて寝室の電気をスマホで点灯できるのも、そのひとつ。とくに冬場はなかなかベッドから出たくないですし、ベッドのなかから部屋の明かりをつけられるのはありがたい限り! 子どもが起きる時間になったら、キッチンから子ども部屋の電気をつけて起こすといったことも可能です。

↑複数の照明を「キッチン」「リビング」などのグループに設定して、まとめてオン・オフできる

 

調光機能もあるので、外の明るさに合わせて照明の明るさを変えることもできます。天気のいい日は照明を最小限の光にして日光を感じ、雨や曇りの日は明るめの光にするのがおすすめ。明るさの調整をスマホで直感的に操作できるのは大きな魅力です。

 

在宅勤務中は、仕事に集中できる明かりにするのも忘れてはいけません。ビデオ会議をしていると、家の照明が逆光になってカメラに映る顔が暗くなることがありますが、スマホでビデオ会議に最適な明るさに変えられるので、席を立つことなくスムーズに操作できます。

 

ただ、IoT照明だけで照明のスマート化を実現しようとすると、すべての照明がIoTに対応していないといけません。IoT照明は価格的には一般的な照明よりも高めになるのと、すべてを買い換えるのももったいない。

 

でも、アドバンスシリーズ リンクプラスはスイッチをIoT化して操作できるので、照明自体を買い換える必要はありません(※接続できる照明の種類、台数はホームページで公開予定)。すべてスイッチ側でスマート化できるのが既存のIoT照明との大きな違い。照明は部屋の印象を大きく左右するインテリアですから、リビングやダイニングにはこだわりの製品を設置している人も多いはず。それをそのままIoT化できるのはとてもメリットがあります。

 

さて、集中を削ぐことなく調光できるのは、在宅勤務においては実は重要なポイント。仕事中に明るさを変えることで、仕事モードとリラックスモードを切り替えやすくなるので、在宅勤務の人にもアドバンスシリーズ リンクプラスはぴったりでしょう。

↑外出が多い家庭では防犯対策としてタイマーを設定するのもおすすめ。留守をするときにランダムでオン・オフさせて「いるふり防犯」もできる

 

夕方になり部屋が暗くなってきたら、室内を明るい光にしたり、食事中は暖色にしたり(※明るさにあわせて色が変わる照明器具が必要です。接続できる機種はホームページで公開予定)と、シーンに合わせた明るさや色味に変えられるのもアドバンスシリーズ リンクプラスのいいところ。就寝に向けて徐々に明かりを暗くしていくことで気持ちがリラックスして、深い眠りを得やすくなるはず。ベッドに入ってからスマホで電気を消せるので、真っ暗な部屋を手探りで歩く必要もありません。

↑ダウンライトや間接照明などをグループ化して、「くつろぎ」「だんらん」「シアター」など、シーン別に照明で室内を演出してみよう

 

冒頭でも触れましたが、新しい生活スタイルの時代になって自宅の役割が多様化しています。朝は家族の場、昼は仕事の場、夜は再び家族の場。そして、おうちでの時間が増えたことで、調理を楽しむ場、映像作品を楽しむ場、ヨガや筋トレなどエクササイズの場など、数えればきりがありません。

 

そんなとき、時間やシーンに合わせて照明をワンタップで変えることができれば、同じ部屋なのに違った部屋を手に入れた気分になります。自宅の役割が増える時代にぴったりのプロダクトといえるでしょう。

 

計27品番から好みのスイッチが選べる

スマホやスマートスピーカーでの操作がメインにはなるものの、手元にスマホがないときや、すぐに照明をつけたいときにはスイッチの存在も欠かせません。アドバンスシリーズ リンクプラスでは計27品番とラインナップが充実しており、スイッチを押してオン・オフする「ハンドルタイプ埋込スイッチ」や、タッチでのオン・オフが可能な「タッチタイプLED調光スイッチ」など、家庭に合わせた選び方ができます。

 

さらに、デザイン性を重視したい人には「SO-STYLE(ソー・スタイル)」というシリーズも選択肢になるでしょう。表面にシボ加工が施されており、マットな質感が特徴です。直線を基調としたシンプルなデザインで、こちらは新たに144品番が追加されました。

↑「SO-STYLE」の希望小売価格は390〜1万5900円(税抜・工事費別)。10月21日発売予定

 

アドバンスシリーズ リンクプラスは電線増設工事は必要ないものの、取り付けの施工は必要なので、思い立ってすぐに導入できるというものではありません。しかし、家を新築しようとしている人だけでなく、リフォームを考えている人にとっては、魅力的な選択肢になり得るはず。自宅をスマートホーム化して、快適な暮らしを手に入れてみませんか。

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

●GetNavi web本サイトでフォトギャラリーを見る