本連載ではGetNavi web編集長・山田佑樹が日々の生活で愛用している品々を紹介していきます。
【#愛用品 コラム34: 任天堂「リングフィット アドベンチャー」】
●起
我が娘はよくできた娘で(親バカ!)、親のポンコツトークに参加してくれるのだが、それでも中学生ともなると、自室に籠城しがちだ。YouTubeで生配信を見たり、Twitterを見たり、友だちとLINEしたり。コロナになってからは青春を送る場所が自分の部屋になってしまったから仕方ない部分はあるのだが、それでも寂しさはある。
●承
そんななかで、リングフィット アドベンチャーは、娘をリビングに連れ出すすごいやつだ。リビングのテレビでせっせと運動している(最近頻度は減ったが)。めちゃくちゃはぁはぁしているのに、「軽い運動でしたね」的なゲームメッセージが流れ、「ゲームに煽られていくぅ」と、親からさらに煽られる娘を見るのは微笑ましい。そして、(煽られきっかけだが)家族の会話が増えたのもうれしい。
●転
去年以降、我が家のリビングは多目的スペースの度合いを強めている。仕事、食事、家族団らん、読書、映像鑑賞、そしてエクササイズ、ほかにもたくさんーー色々な行為が行き交う交差点だ。リビングが多様だと生活も多様な気がしてきて「おうち」が楽しくなる。リビングの充実は大事だ。
●結
さて、リングフィット アドベンチャーがやってきてまだ日が浅い頃、朝にどこからともなく「ジジジ」という音がして「心霊!?」となったことがあった。気づけば何のことはない、同作のアラーム機能でコントローラが振動していただけだった。が、わかるまでは夫婦ともにビビった。親も娘に倣ってゲームに煽られていくぅ。
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