サムスンが先日発表した新型スマートウォッチ「Galaxy Watch5 Pro」について、実際のサイズが公式発表よりかなり厚いとDC Rainmakerが報じています。
スマートウォッチの実際のサイズが公式発表よりも分厚いという事例は、驚くことではありません。その理由は、多くのスマートウォッチでは本体下部に生体センサーを搭載し、膨らんでいるから。例えば、アップルの「Apple Watch Series 7」のサイズは公式には10.7mmとうたわれていますが、実際には13.1mmもあるのです。
Galaxy Watch5 Proでも、公式には10.5mmの厚みが記載されているものの、実際の厚みは最大15.2mmとのこと。その差は4.7mmで、上述のApple Watch Series 7の例と比べても、かなり違います。
過去にサムスンはスマートウォッチの厚みとして、下部の出っ張りも含めた数値を掲載していました。そのため、「Galaxy Watch5 ProはGalaxy Watch4よりも薄くなった」という主張は、若干首をかしげるものとなってしまっています。
サムスンは、Galaxy Watch5 Proでは底面の「BioActive」センサーがより飛び出したことにより、正確な生体データの測定ができると述べていますが、下部の出っ張りを含めたデータを掲載してほしいと思うのは私だけでないかもしれません。メーカー間での計測方法の統一は、なかなか難しいようです。
Source: DC Rainmaker via 9to5Google