先週、アップルが次期「iOS 18」や「macOS 15」などがバグだらけのため、新機能の開発を1週間だけ中断してバグ修正に専念すると報じられていました。
しかし、iOS 18は「野心的で魅力的」なアップデートを目指していると米ブルームバーグが報じています。
ブルームバーグのマーク・ガーマン記者は自らのニュースレター「Power On」の最新号で、アップルはiOS 18において、セキュリティと性能の向上に加え、主要な機能とデザインを新しくすると述べています。
具体的な新機能がどうなるかは不明ですが、同氏によれば、iOS 18は「数年間の控えめな規模のアップデート」の後に来るものとして、「比較的、画期的なものになる可能性がある」とのこと。実際、ここ数年iOSの更新は小幅であり、2020年のiOS 14でホーム画面にウィジェット対応を追加したことが最後の大型アップデートといえます。
以前にブルームバーグは、アップルがiOS 18向けに「より賢いバージョンのSiri」やLLM(大規模言語モデル)ベースの機能など、生成AIを使った多くの機能を開発していると報じていました。
著名リーカーのRevegnus氏も、アップルがSiriにLLMを組み込んで「究極のバーチャル・アシスタント」にするつもりだと主張。このSiriは2024年のWWDC(世界開発者会議。例年6月に開催)で発表される見通しだが、「iPhone 16」以降に標準搭載されると述べていました。
Good news:
Apple is currently using LLM to completely revamp Siri into the ultimate virtual assistant and is preparing to develop it into Apple's most powerful killer AI app.
This integrated development effort is actively underway, and the first product is expected to be… pic.twitter.com/rN3Fh3sw7L
— Revegnus (@Tech_Reve) November 9, 2023
サムスンも、次期フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズに生成AIを搭載すると見られています。2024年の主要スマートフォン市場では、AI機能が激突するのかもしれません。