アップルが「iPhone」を箱から出さない状態でアップデートするシステムを準備している、と米メディアのブルームバーグが報じています。
アップルが未開封のiPhoneをアップデートするシステムを準備しているとの情報は、2023年10月にも報告されていました。それによれば、パッドのような装置の上に未開封の箱を置くことでiPhoneの電源が自動で入り、ソフトウェアを最新バージョンにアップデートし、電源が切れるという仕組みのようです。
ブルームバーグによれば、この独自のパッドは「Presto」と呼ばれており、「MagSafe」などのワイヤレス技術が採用されているとのこと。Prestoは金属製の靴箱のような外観をしており、このシステムは4月から全米で広く展開されると言います。
この新システムのメリットは、古いバージョンのiOSを搭載したiPhoneの販売を防げること。古いバーションのソフトウェアには不具合があったり、セキュリティ上の問題があったりする可能性があります。
多くのユーザーにとってもありがたいであろう、未開封iPhoneのアップデートシステム。米国だけでなく、日本への導入にも期待したいものです。