税込2999円の完全ワイヤレスイヤホンの実力をチェック!
続いては、トレンドアイテムである“完全ワイヤレスイヤホン”を、オーディオライターの工藤寛顕さんがチェックします。この「GRFD-SWE300T4」は、4色のカラーバリエーションを揃えながら、税込2999円という驚きのプライスとなっています。
【プロがチェック】
軽くコンパクトなサイズで持ち運びがラク!
こちらのGRFD-SWE300T4は、一度ペアリングしてしまえば、以降は自動的に接続してくれる「自動ペアリング機能」を搭載。左右のイヤホンが別々に接続されるので、ノイズを抑えて通信が途切れにくいのが特徴です。イヤホン部分にボタン式センサーを備えており、スマホなどを取り出さなくても、再生/一時停止や曲送り/曲戻し、音声アシスタントの起動などの操作が可能。IPX4の防水規格に準拠しており、汗や雨などに強くスポーツ時にも安心して使用できます。
「パッケージから取り出して最初に感じたのは、ケース・イヤホンともにコンパクトにまとまっていて、とても軽量なこと。ケースが約29.75g、イヤホン本体が片側約4.85gと極めて軽く、手のひらに収まってしまうほどのサイズ感。胸ポケットや小さなカバンなどにも楽々収納できるポータビリティは魅力的ですね。ケース・イヤホンともプラスチック製ですが、造り自体はしっかりとしており、価格を考えれば十分な仕上がりだと思います。イヤホン本体は凹凸が少なくつるっとした形状で、フィッティングも良好」(工藤さん)
「超低遅延モード」が優秀!
GRFD-SWE300T4は、6mm径のダイナミックドライバーを搭載し、DSPによる迫力のあるサウンドが特徴。さらに、一般的なBluetoothコーデックであるSBCに加え、Apple製品などに採用されている高音質コーデックのAACにも対応しています。気になる音質はどうなのでしょうか?
「音質は、低域の量感をしっかりと確保しつつ、安っぽいドンシャリ感を感じさせない確かな迫力を感じさせてくれます。打ち込み系の曲を再生してみると、パワフルかつタイトに響くキックに耳が行きがちですが、その後ろにあるスネアやギターなども粒立ちがよく、ボーカルもグッと近くで存在感が感じられました。細かいところをつつけば高級機には敵わないかもしれませんが、率直に“なかなかいいな”と感じられる音質に仕上がってます」(工藤さん)
また、GRFD-SWE300T4には工藤さんイチオシの「65ms超低遅延モード」(1000ms(ミリセカンド)=1秒)という機能が備わっています。これは、スマホなどで再生した音声信号をワイヤレス伝送する際に生じる映像と音のズレを、通常モードの約4分の1、”0.065秒”しかズレなくするもの。接続コーデックに関わらず適用することができるため、再生環境に依存せず、ゲームや動画などのコンテンツを、音ズレを抑えながら楽しめます。
「実際に試してみましたが、動画再生時のリップシンクやゲームプレイ時のタップ音など通常モードだと気になる音ズレも、超低遅延モードにするとかなり違和感のないレベルに抑えられていると感じました。リズムゲームなどのシビアな判定が求められるものでは厳しいかもしれませんが、動画やアクションゲームなどを楽しむ分にはほとんど問題ないでしょう。音質は通常モードと比べるとわずかに低下しているように感じられたものの、極端に音が悪くなるようなことはなかったので、コンテンツに応じて切り替えるとよいでしょう」(工藤さん)
完全ワイヤレスイヤホンを選ぶ際に重要なのは、連続再生時間ですが、GRFD-SWE300T4はイヤホン単体で約4.5時間の再生が可能。毎日の通勤・通学だけでなく、ちょっとした遠出の際もバッテリー切れの心配なく使えます。さらに、充電ケースに収納すれば、最大4回までフル充電ができます。
初めての人にオススメしたい高コスパイヤホン
ここまで工藤さんにGRFD-SWE300T4を試して頂きましたが、その印象はどうだったのでしょうか。
「性能だけ見ると『悪くない仕上がりだ』
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結論:ゲオのオリジナル家電は“買い”!!
今回は2人のプロにゲオのオリジナル家電製品をチェックしてもらいましたが、いずれも「価格からは想像できない高いクオリティ」との評価となりました。シンプルながらも機能が充実し、無駄をそぎ落としたデザインと使い勝手の良さも兼ね備えたゲオのオリジナル家電は、今後のラインナップ拡充が楽しみな出来栄えです。
この冬、“おうち時間”を充実させるべくテレビの買い換えを検討している方や、お子さんへのプレゼントに完全ワイヤレスイヤホンをプレゼントしようと考えている方は、ぜひゲオのオリジナル家電製品をチェックしてみて下さい!
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