近年ゲームコンテンツ市場はますます盛り上がりをみせており、合わせてゲームを楽しむうえで“音の重要性”に注目が集まっています。アラフォー男性の中には平日夜のリラックスタイムとして、家庭用ゲームを楽しむという人も。そこで迫力ある音を堪能するため“サウンドバー”をセットするなど、贅沢なサラウンド体験を望む声が増えています。
今回、オーディオ好きとして知られる声優・小岩井ことりさんが人気ゲームをプレイしながら、臨場感あふれるサウンドを生み出す「Denon Home Sound Bar 550 Set」を体験。通常プレイと比較しつつ、その製品の魅力についてじっくりと掘り下げます!
「Denon Home Sound Bar 550」はセットがお得!
はじめに製品について紹介しましょう。2023年3月下旬に発売されたばかりのDenon Home Sound Bar 550 Setは、発売中のサウンドバー「Denon Home Sound Bar 550」と、スマートスピーカー「Denon Home 150」2台がセットになったものです。
サウンドバーと2台のリアスピーカーはワイヤレスで接続されるので、面倒な配線は不要。それぞれのスピーカーの電源ケーブルをコンセントに挿すだけで、手軽に本格的な立体音響が楽しめます。セットで購入すれば2万円以上お得(※編集部調べ)ということで、これからホームシアターの購入を考えている方にオススメです!
さらに別売りのワイヤレスサブウーファー「Denon Home Subwoofer」(実売価格7万7000円前後/税込)を追加すれば、迫力のある重低音をプラスすることも。必要に応じて後から追加できる拡張性の高さも魅力ですね。
「Denon Home Sound Bar 550」のココがすごい!
「Denon Home Sound Bar 550」は同社のサウンドバーの最上位モデルで、デノンサウンドマスターによるチューニングによりHi-Fiオーディオにも通じる本格的なサウンドを実現。本体に6つのスピーカー(ツイーター×2、ミッドバス×4)と3つのパッシブラジエーターを内蔵し、低域から高域までバランスのとれたクリアなサウンドを再生します。
サウンドバー単体でも「Dolby Atmos」や「DTS:X」といった最新の3Dサラウンドに対応しており、広がりのあるバーチャルサラウンドを楽しめますが、リアスピーカー2台を加えることで、より立体的で奥行きのあるサラウンドを実現。
また音楽再生には、BluetoothはもちろんのことWi-Fi接続にも対応しており、SpotifyやAmazon Musicといった音楽ストリーミングサービスを利用することも可能。さらにAmazon Alexaも搭載しているので、声で操作したり、ニュースや天気情報などを確認したりすることもできます。
高さ75mm、横幅650mm、奥行き120mmとも非常にコンパクトに設計されており、テレビの前に置いても画面の邪魔になりません。本体上部には近接センサーを備えており、手を近づけるとバックライトが点灯して操作パネルが表示されます。付属のリモコンで操作することも可能ですが、スマホ・タブレット用の「HEOSアプリ」(無料)を使えば様々な操作や設定が行えるので、購入したらダウンロードして設定しておきましょう。
【SPEC】
ドライバー:19 mmツイーター×2、55mmミッドバス×4、50×90mmパッシブラジエーター×3
パワーアンプ:6ch(全ch独立駆動)
入出力端子:HDMI(入力/出力 各1:4K、Dolby Vision、HDR10、ARC、eARC、CEC)、光デジタル入力×1、ネットワーク端子(Ethernet)×1、USB A×1、AUX入力×1
電源:AC 100~120V、50/60 Hz
消費電力:50W
外形寸法(W×H×D):650×75×120mm
質量:3.5 kg
【製品画像はコチラ(画像をタップすると閲覧できます)】
大画面でゲームするなら音の没入感も大事! 小岩井ことりが体験
今回は小岩井さんに、デノンの視聴室でゲームをプレイしていただきました。オーディオ機材は、Denon Home Sound Bar 550 Setに、Denon Home Subwooferを追加した構成となっています。
まず体験していただいたのは、PS4用ソフト『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』。映画のような本格ストーリーとリアルなアクションが楽しめる作品で、小岩井さんは初プレイとのこと。オープニングでは、いきなり嵐の海上でボートに乗って追っ手から逃れるシーンから始まりますが、荒れる海の音やカミナリの音が鳴り響き、緊迫感のある雰囲気を演出しています。
小岩井 わーすごい臨場感! 音が前からだけじゃなく後ろからも聴こえて、音に包まれているような感覚ですね。画面の中の世界に入り込んだような感じです。没入感がすごい! 1回テレビのスピーカーだけで聴いてみてもいいですか?
ここでサウンドバーをオフにし、テレビの内蔵スピーカーだけでプレイしてもらいました。
小岩井 あ、全然違いますね。テレビだけだと音が軽くて、周囲の環境音が聞こえにくいしなんか物足りなく感じちゃう。迫力が出ないからとボリューム上げると、音が割れちゃった場面もありましたね。せっかく大画面のテレビでゲームするのに、この環境でプレイするのはもったいない、という気がします。
ここで再び、サウンドバーをオンに。
小岩井 うーん、やっぱりこの音を聴いちゃうと戻れないですね。音量だけの問題じゃなくて、ダイナミクスの表現にも差がある印象です。例えば、ゲーム中でわざと大きな音で驚かせるような演出があったんですけど、そういうシーンもこのサウンドシステムだとすごく伝わるんですよ。制作者の意図を伝えるには音も大事なんだ、と感じました。
音が良くなるとアクションプレイが上達する?
続いて、キャラクターを操作してナワバリ争いを繰り広げる人気アクションシューティングソフトをプレイ。こちらは小岩井さんもプライベートでやり込んでいるということで、普段のプレイとの違いを語ってくれました。
小岩井 このゲーム大好きなんですけどあまり上手くなくて、いつも前に出すぎてやられちゃうので、みんなから「デス会長」と呼ばれてるんです(笑)。でも、このサウンド環境でやってみたら、敵との距離感や攻撃が飛んでくる方向が音でわかるので、なんだか上手くなったような気がします! 音が良くなると、自然と頭に入ってくる情報量も上がるんですね。
小岩井 あと、この作品がサウンドにこだわっているのは知識として知っていたんですけど、このホームシアターのセットアップで聴くと、ここまでBGMやSE(効果音)にこだわっていたんだと驚きました。音の分離がいいので、自分が弾を撃つときの音がBGMに埋もれずしっかり聞こえるし、ちょっとした音にもすごくこだわっているのがわかります。
こちらもサウンドバーをオフにしたり、リアスピーカーだけオフにしたりしてプレイしてもらいます。
小岩井 やっぱりリアスピーカーやサブウーファーがあると定位が良くなったり迫力が増したりしますけど、このサウンドバーだけでも結構音の広がりを感じられて、テレビのスピーカーだけで遊ぶよりも断然よかったです。今回はゲーム中心だったんですけど、このサウンドシステムで映画やアニメ見ても楽しいだろうなぁと思います。
なお普段は携帯ゲーム機やスマホなどでゲームをすることが多く、イヤホンやヘッドホンを使っているという小岩井さんですが、大画面+スピーカーでプレイしてみていかがでしたか?
小岩井 大画面で遊ぶとやっぱり迫力が違いますね。あと、スピーカーで音を出すと、身体で音の振動を感じられるのがいいなぁと思いました。家族や友人とみんなでゲームやったり映画見たりするなら、絶対サウンドバーがあったほうが盛り上がりますよね。
いろんなシーンで便利に使えるスマートスピーカーにも注目
Denon Home Sound Bar 550 Setに同梱されているワイヤレスリヤスピーカーは、単体でもスマートスピーカーとして使用可能で、テレビを見ないときは家中持ち運んで好きな場所で使えます。
手を近づけるとセンサーが反応するので操作も簡単です。さらにAmazon Alexaを内蔵。音声で操作することもできるため、家事などで手が離せないときにも便利です。
小岩井さんならどのように活用するか聞いてみたところ、「寝る前のリラックスタイムに音楽を流したい」とのこと。
小岩井:リラックスしたいときは、あまり知らない音楽を流すようにしているんです。知ってる曲だとついつい聴きいってしまうんですけど、知らない曲だとBGMとして聞き流せるんですよね。スマートスピーカーだと、「アレクサ、ジャズをかけて」と言うだけで自動的にプレイリストを再生してくれるので、どのプレイリストを再生しようかと考えずに済むのですごく便利ですよ。
まとめ「大画面でゲームするなら音もリッチに!」
今回紹介したDenon Home Sound Bar 550 Setは、大画面テレビでゲームをプレイするのに最適なオーディオシステムです。特に、自宅にホームシアターを取り入れたいけど、スピーカーの配線が面倒だし一度にAVアンプや5.1chスピーカーを買い揃えるのも予算がキビシイ……と悩んでいる方にオススメ!
本体はHDMIケーブル1本でテレビと接続でき、リアスピーカーやサブウーファーとワイヤレスで接続できるので配線で困る心配もなく、必要に応じて後からサブウーファーを買い足すことも可能。これなら家族も説得しやすいですね。
そのサウンドを実際に体感した小岩井ことりさんもイチオシのDenon Home Sound Bar 550 Setで、快適なゲームライフを楽しんでみてはいかがですか。
撮影/中田 悟 ヘアメイク/Hitomi Haga
【小岩井ことりさんの撮り下ろし写真(画像をタップすると閲覧できます)】