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2018/4/18 16:34

飛行機ならプレミアムエコノミー、船なら花火クルーズで少し贅沢な旅を――『ちょっと豪華な乗り物の旅 』

先日、初海外に行って来ました! 夜中に日本発、朝にハワイ着の便だったので「おっ、飛行機の中で眠れるし、起きてハワイとか最高じゃん!」と思っていたのですが…全然寝られないっ!! こんなに飛行機の旅って大変だったのですね。ゴールデンウィークに続々と海外に行く方を、今までは「海外ですか。ふ〜ん」とあまり関係ないように思っていましたが、これからは「あの長い飛行機の旅を…お疲れ様です」と思ってしまいそうです(笑)。でもそんな飛行機旅も「プレミアムエコノミー」以上になれば乗り心地が違うというじゃありませんか〜!

 

 

そこで今回は『ちょっと豪華な乗り物の旅 大人のたしなみシリーズ』(学研パブリッシング・編/学研プラス刊)より、移動の時間まで楽しめちゃうちょっと大人な贅沢旅についてご紹介いたします。

 

 

長距離飛行機に乗るなら「プレミアムエコノミー」がオススメ

どこでも寝られるから、6時間くらいの飛行機は問題ないだろ! と完全に甘く見ていました。これから海外に行くよ、という方は少し気持ちのハードルを上げておきましょう。何度も行かれている方も、次回はちょっと贅沢して「プレミアムエコノミー」クラスを選んでみるのはいかがでしょうか? 座席がエコノミーより20センチ近く余裕があって、機内食もちょっぴりリッチなんだとか。「でも、お高いんでしょ?」と思った方、実はそんなでもないというのです!

 

値段はエコノミーよりも上がるが、ビジネスクラスに比べるとかなり割安で、年末年始や夏の繁忙期を避ければヨーロッパやアメリカへの10万円代のチケットも手に入る。

(『ちょっと豪華な乗り物の旅 大人のたしなみシリーズ』より引用)

 

しかもプレミアムエコノミーは、一般人では利用できない空港ラウンジも入れる! シャンパンとスイーツを嗜んでから、のんびり搭乗できるなんて出発前から旅が始まっているかのようですよね。

 

比較サイトも多くあるので、今までエコノミーだけで検索されていた方は一度「プレミアムエコノミー」も候補に入れて検索してみてください。あら、これくらいならいいかもねって気持ちになりますよ! 帰りは現地のお土産を見たりしたいですし、とりあえず往路だけ変更してみると気分もアガっていいかもしれませんね♪

 

 

1950年代後半のJALファーストクラスの添乗員は着物だった!?

『ちょっと豪華な乗り物の旅 大人のたしなみシリーズ』には、約60年前のJALファーストクラスの写真が掲載されていたのですが、ビートルズが初来日した時に来ていたハッピは、ファーストクラスに乗ると着られたものだったそうです。また添乗員さんは着物で接客しており、「世界一のサービス」と言われていたそうです。

 

着物といっても、客室サービス用のそれはちょっと特殊で、上下が別々になったセパレートタイプだった。狭いトイレで5分か10分で着替えなければならないので、そういう工夫がなされたのだろう。帯も簡単に装着できるワンタッチ式のものだったらしい。

(『ちょっと豪華な乗り物の旅 大人のたしなみシリーズ』より引用)

 

緊急時にスムーズな動きができないなどの理由から現在はなくなってしまったそうなのですが、2020年に始まる東京オリンピクに向けて、こういうサービスを再開してみるのもいいかもしれませんよね。でもファーストクラスなんて、宝くじが当たったりしない限り乗れないだろうな〜(遠い目)。

 

 

ぶっちゃけ船旅っていくらかかるの?

船の旅と聞いて思い浮かべるのは、タイタニックのようなドレスを着ているお金持ちしか参加できない…と思いますが、現代はそんなこともないとのこと。

 

客船の種類はサービスの違いで分類できる。値段の目安は1泊5万円から25万円のラグジュアリークラス、2万円〜7万円のプレミアムクラス、8000円から4万円のカジュアルクラスだ。

(『ちょっと豪華な乗り物の旅 大人のたしなみシリーズ』より引用)

 

ちなみに、クルーズの料金には宿泊代、移動運転費用、1日3色の食事代、軽食や夜食、船や部屋によっては酒代、プールなどの施設利用、ショーなどの観覧費用も含まれているので、船の中でお金を使う必要がないと思うとお得かもしれませんよね。大きな船だったら、あまり船酔いも気にならなそうですし、3年後くらいまでにお金を貯めて船の旅に出かけてみようかな。

 

 

船旅未経験なら、2泊3日の花火大会クルーズがオススメ

しかし、実際に行くとなると知らないことが多すぎてドキドキしちゃうので、まずは国内の船旅から初めてみるのはいかがでしょう。近年、チケットが取れにくく人気になっているのが、「花火大会クルーズ」。2泊3日程度で、海を会場にした花火大会をなんの障害もなく独占できちゃうだけでなく、美味しいご飯を食べながら見れちゃうんです。ポイントがまとまっていたので、ご紹介しますね!

 

Point 花火大会クルーズのポイント

1 クルーズ初心者に最適の日程

2 海が穏やかな時期に集中

3 メリハリのある旅を堪能

4 船上から優雅に花火見学

5 花火から反対側の客席でも配慮あり

(『ちょっと豪華な乗り物の旅 大人のたしなみシリーズ』より引用)

 

価格は10万円前後からあったので、予算とスケジュールに合わせて検討してみると夏休みの最高の思い出が作れますね。想像しただけでもリッチな気分!

 

『ちょっと豪華な乗り物の旅 大人のたしなみシリーズ』には、飛行機・船に加えて、鉄道の旅、バスの旅も紹介されています。陸・海・空、あなたならどのリッチ旅を選びますか? ゴールデンウィーク、そして夏休みの参考にしちゃいましょう。

 

 

【書籍紹介】

ちょっと豪華な乗り物の旅 大人のたしなみシリーズ

著者:学研パブリッシング(編)
発行:学研プラス

船、旅客機、観光列車、特別な高速バスなど、バラエティに富んだ「ちょっと豪華な乗り物」の旅を取り上げる旅行ムック。乗り物の案内やその利用法、おすすめの旅行プランなどをビジュアルルポで紹介。「少し贅沢な乗り物旅」に思わず出たくなるガイドブック。

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