カメラ業界にとって春といえば、CP+の開催にはじまり、新製品が数多く登場する季節だ。そこで、2019年のここまでに発表・発売された新製品を中心に、主要メーカーごとの注目トピックを一挙に振り返ろうというのが本企画。本稿では、フルサイズミラーレスの好調もあって躍進著しいソニーを紹介!
Topic①フルサイズで培われた技術をAPS-C機に投入!
ソニーはAPS-Cフォーマットのミラーレスカメラ「α6400」を2019年2月に発売。特にAF面での進化が著しく、高速・高精度・高追従なAFを実現したほか、「リアルタイム瞳AF」「リアルタイムトラッキング」といったハイレベルな機能にも対応している。また、フルサイズミラーレスカメラの画像処理アルゴリズムを継承することで、解像感を維持したままノイズを制御することが可能となった。
詳細はこちら → https://getnavi.jp/capa/news/280384/
レビュー記事はこちら → https://getnavi.jp/capa/report/292586/
Topic②“Gマスターシリーズらしい”大口径望遠レンズが登場
交換レンズとしては、フルサイズ対応のEマウント用 大口径望遠レンズ「FE 135mm F1.8 GM」が4月に発売された。2つのフォーカス群双方にソニー独自のXDリニアモーターを2基ずつ計4基を搭載したフローティングフォーカス機構と最適化されたAFアルゴリズムにより、高速・高精度・高追従に加え、静粛・低振動なAF性能を実現している。もちろん、描写に関しても美しいぼけ味と高い解像性能を両立しており、高性能Gマスターシリーズらしい1本に仕上がっている。
詳細はこちら → https://getnavi.jp/capa/news/287524/
CP+2019でタッチ&トライ → https://getnavi.jp/capa/special/287731/
Topic③指でつまめる超小型カメラ「RX0」に後継機! 今度はなんとチルト液晶搭載
プレミアムコンパクトRXシリーズでは、4月に「RX0」の後継モデル「Cyber-shot(サイバーショット)RX0 II」を発売。指でつまめるほどの超コンパクトボディながら1.0型センサーを搭載したことで話題となったRX0シリーズだが、本機ではさらにチルト液晶の搭載や4K動画の本体内記録、従来比約1.8倍の高速処理性能などを実現している。水深10mの防水・防塵、2.0mの耐衝撃(液晶モニター格納時)、200kgfの耐荷重性能といった堅牢性を備えたボディも健在だ。
詳細はこちら → https://getnavi.jp/capa/news/291698/
Topic④リアルタイム瞳AFがファームアップで動物にも対応!?
高い精度/追従性に定評のあるソニーのリアルタイム瞳AF。フォトキナ2018では、このリアルタイム瞳AFが「動物」にも対応することが予告され、話題を呼んだ。そして4月、フルサイズミラーレスカメラ「α7 III」「α7R III」のファームウェアアップデートでいよいよ実装されたのだ。「α9」も2019年夏ごろのアップデートで対応予定。