カメラ業界にとって春といえば、CP+の開催にはじまり、新製品が数多く登場する季節だ。そこで、2019年のここまでに発表・発売された新製品を中心に、主要メーカーごとの注目トピックを一挙に振り返ろうというのが本企画。本稿では、待ちに待ったGR新作でカメラファンを歓喜させたリコーを紹介!
Topic①お待たせ!最強スナップシューター「RICOH GR III」ついに発売
まずはなんといってもこちら、3月に発売されたハイエンドコンパクトデジタルカメラの代名詞「GRシリーズ」の最新作「RICOH GR III」。2015年7月発売の「GR II」から3年半ぶりにフルモデルチェンジということで、心待ちにしていたカメラファンも多いだろう。高画質や速写性、携帯性といった基本コンセプトをさらに強化するため、レンズ、イメージセンサー、画像処理エンジン等の主要デバイスが全て一新されている。
詳細はこちら → https://getnavi.jp/capa/news/286768/
レビューはこちら → https://getnavi.jp/capa/report/293258/
Topic②大口径超広角ズームレンズ&コンパクトな広角レンズが登場
交換レンズ関連の話題では、APS-Cサイズ一眼レフカメラに対応する大口径超広角ズームレンズ「HD PENTAX-DA★11-18mmF2.8ED DC AW」と、フルサイズに対応する広角レンズ「HD PENTAX-FA35mmF2」を2月に発売。前者はより高画質を追求して開発された新世代★(スター)シリーズの1本で、ズーム全域で開放F2.8を実現。後者はフィルム一眼レフ用レンズとして長く愛されてきた「smc PENTAX-FA35mmF2AL」をベースに開発されたレンズで、最新の高性能コーティングを施すことで描写力を向上させるとともに、外観デザインを一新している。
「HD PENTAX-DA★11-18mmF2.8ED DC AW」の詳細はこちら → https://getnavi.jp/capa/news/282164/
「HD PENTAX-FA35mmF2の詳細はこちら → https://getnavi.jp/capa/news/282134/
Topic③本格的なアウトドアでも活躍! ライト付き防水カメラ「RICOH WG-6」
3月には、高い防水、耐衝撃、防塵、耐寒性能を備え、本格的なアウトドア使用にも耐えるコンパクトデジタルカメラ「RICOH WG-6」を発売。有効約2000万画素の高精細な静止画と、3840×2160 30fpsの4K動画撮影機能を実現している。レンズは35mm判換算で約28mm~140mm相当の光学5倍ズームを搭載。また、レンズ外周には6灯のリングライトが配置され、近接撮影時に均一で明るい照明で被写体全体を撮影したり、任意のLEDのみを光らせることでより立体的なライティングで被写体を撮影したりすることが可能だ。
詳細はこちら → https://getnavi.jp/capa/news/286729/
Topic④360°カメラの新作は画質にこだわったハイエンドモデル!
ワンショットで360°の静止画や動画を撮影できる360°カメラ「RICOH THETA (リコー・シータ)」シリーズにも最新モデルが登場。今回発表された「RICOH THETA Z1」は最上位機種という位置づけで、コンシューマー向け360°カメラとして最大級となる1.0型裏面照射型CMOSイメージセンサーを搭載するなど、「静止画の画質」に特にこだわって設計されている。当初の3月下旬予定から発売が延期されていたが、5月24日に発売されることがアナウンスされた。