いよいよ本格的な冬の到来。日照時間が短くなるに反比例して、イルミネーションやライトアップされた街のキラメキは増してきます。装備にマスクも加え、周りの人との間隔を空けて撮影を楽しんでくださいね。
ここでは、機材やカメラの設定、構図を変えることで、もっとキラキラ感が増した写真にするためのワザをまとめて紹介します。「機材編」「カメラの設定編」に続き、今回は「構図編」。少し画角や配置を変えるだけで、グンときらびやかさが増した写真になります。ぜひトライしてみてください。
イルミネーション&ライトアップ撮影お役立ち特集
- 機材で変わる! 基本装備プラスαでもっとキラメく写真に
- カメラ設定で変わる! 機能をフル活用してもっとキラメく写真に
- 構図で変わる! 画角や配置を工夫してもっとキラメく写真に
空間の切り取り方で変わる! 暗い空はほどよい量にカットして迫力アップ
イルミネーションやライトアップを撮影するのは夜の時間帯のため、どうしても真っ暗な空が画面に入るもの。その量で写真の印象はガラリと変わります。こちらで、作例を元に空間の切り取り方を解説します。
https://getnavi.jp/capa/special/273040/
前ボケで変わる! 画面に彩りを加えてより華やかな印象に
きれいなオブジェでも、それだけを単体で撮ると少し寂しい印象に。そんなときは手前にある電飾を使って「前ボケ」を作り、画面に彩りを足してみましょう。大きな前ボケの作り方や、適当な前ボケ用のイルミネーションがないときの対処法などは、こちらから。
https://getnavi.jp/capa/special/274292/
アクセントで変わる! 光を画面いっぱいに入れたらプラスαの被写体を
イルミネーションイベントで「光のカーテン」が設置されていたら、ぜひ画面が光で埋まるような構図にチャレンジ。単調にならないようにするためにはアクセントが大事です。その際のテクニックやアドバイスはこちらから。
https://getnavi.jp/capa/special/274673/
圧縮効果で変わる! 手前と奥の被写体をからめて、にぎやかさを演出するには
望遠レンズで撮影すると、手前と奥の被写体の遠近感を圧縮して写し出す効果があります。こちらでは、ノスタルジックな建物と高層ビルのマッチングを例に、その効果と作例を紹介。主役と脇役を絡めた構図での撮影に参考にしてみましょう。
https://getnavi.jp/capa/special/275661/
水面の反射で変わる! 橋のライトアップは光が倍増する絶好の被写体
橋のライトアップを撮影する際は、水の上に架かっているという環境を生かすことができます。水面の様子に注目し、反射した光を画面に入れて華やかさを増幅してみましょう。詳しい撮影テクニックはこちらから。
https://getnavi.jp/capa/special/275685/
遠近感で変わる! 並木道のイルミネーションは画面の手前と奥を対比させて
並木道のイルミネーション撮影で重要なのが遠近感描写。広角レンズを使うだけでなく、被写体の配置やカメラの位置にも工夫が必要です。こちらからチェック。
https://getnavi.jp/capa/special/276199/
〈文〉佐藤陽子