冬の街をイルミネーションが彩る季節がやってきました。キラキラ装飾を写真の中でも“映え”させてみませんか? いつもとはちょっと違ったイルミ写真を目指すべく、輝きをよりアップさせる撮影アイテムを集めてみました。寒さを吹き飛ばすほどのキラメキ写真を、ぜひモノにしてください。
ラストは多重露光編。複数のシーンを重ねてキラキラ感をアップさせたり、幻想的な雰囲気にできます。あえてのアナログ操作で、仕上がりを予想しながら写真を“作り上げる”ことができるカメラも紹介します。
イルミネーション撮影の必勝アイテム
- 「キラキラ」と「ふんわり」効果のフィルター7選
- ひと味違うイルミネーション写真が撮れる超お手ごろ魚眼レンズ4選
- イルミネーション写真のキラメキ倍増計画! 多重露光ができるアナログカメラ5選
組み合わせ方は無限大!「多重露光」で輝き倍増計画
複数の画像を重ねて1つの写真にする多重露出 (多重露光)。まずはその基本をチェックしておきましょう。イルミネーション撮影では、同じ被写体でピントをずらして撮影した画像を重ねたり、違う被写体を重ねて画面を華やかにするなどの手法が効果的です。
▼多重露出/多重露光とは?
https://getnavi.jp/capa/special/279930/
▼多重露出を活用したイルミネーション撮影術はこちら
https://getnavi.jp/capa/special/274323/
ワクワク度も爆上がり! アナログカメラでの多重露光にレッツトライ
多重露光機能は、今やほとんどのデジタルカメラに搭載されていて、撮影も簡単です。しかしそんな時代にこそ、あえてフィルムカメラやインスタントカメラで撮ってみるのはいかがでしょう。多重露光ができる、個性的なアナログカメラをピックアップしました。じっくりと写真を“作り上げる”時間を楽しんでみてください。
Diana Mini Camera Picnic Edition
ハーフフレームまたは真四角フレームで撮影できる35mmフィルムカメラ。四隅が暗くなるビネット効果で、ノスタルジックな描写になります。バルブモードと多重露光を組み合わせた描写も楽しそうです。
https://getnavi.jp/capa/news/309496/
Lomo’Instant Camera Gongkan Edition
富士フイルムのチェキフィルムを使用するインスタントカメラ。付属のアタッチメントレンズやフラッシュ用カラーフィルターを駆使してアーティスティックな写真を撮影できます。
https://getnavi.jp/capa/news/382856/
LomoMod No.1
カードボードを自分で組み立てて、レンズに色水などを入れて描写を変えられるという、なんとも斬新な中判フィルムカメラ。おとなの冬の自由研究といった感じで楽しめそうです。
https://getnavi.jp/capa/news/317012/
Jollylook Auto
大判フィルムカメラのようなレトロなデザインの木製インスタントカメラ。ピント位置や絞りも手動で操作できます。クラウドファンディングサイト kibidangoにて、2021年12月27日まで販売プロジェクトを実施しています。
https://getnavi.jp/capa/news/384272/
InstantKon RF70
絞りやシャッタースピード、フォーカス設定などを手動で調整するインスタントカメラ。富士フイルムのチェキワイドフィルムを使用します。ジャバラ式のレンズ繰り出しや巻き上げレバーといったレトロ感ある機構も魅力です。
https://getnavi.jp/capa/news/304249/
〈文〉佐藤陽子