ニュース

コンパクトな超望遠ミラーレンズ「トキナー SZ PRO」シリーズ3本が一般発売

ケンコー・トキナーは、Tokina (トキナー) の超望遠ミラーレンズ3本を2023年2月3日に発売する。この3本は2022年にクラウドファンディングサイト Makuake (マクアケ) で先行予約販売していた製品で、今回、市販が発表された。

トキナー SZ PROシリーズ
左から「SZ 300mm PRO Reflex F7.1 MF CF」「SZ 600mm PRO Reflex F8 MF CF」「SZ 900mm PRO Reflex F11 MF CF」

 

「Tokina SZ PRO」シリーズの3本は、反射望遠鏡などに使われる屈折光学系を採用したAPS-Cサイズセンサー対応のミラーレンズ。長い焦点距離を持ちながら、小型・軽量である点が特徴。「SZ 300mm PRO Reflex F7.1 MF CF」「SZ 600mm PRO Reflex F8 MF CF」「SZ 900mm PRO Reflex F11 MF CF」の3つのレンズがあり、対応するマウントは、ソニーE、富士フイルムX、キヤノンEF-Mの3種類。

いずれも電子接点を持たない完全MFレンズ。さらに絞り機構を持たないため絞り値は固定となる。

Tokina SZ 300mm PRO Reflex F7.1 MF CF

焦点距離300mmのコンパクトなミラーレンズ。ソニーE、富士フイルムXマウントのカメラでは35mm判換算で450mm相当、キヤノンEF-Mマウントのカメラでは480mm相当の画角となる。希望小売価格は72,600円、直販価格は58,000円 (ともに税込)。

SZ 300mm PRO Reflex F7.1 MF CF

 

手のひらサイズの本製品は金属鏡筒ながら、アルミ軽合金の採用などにより軽量化を図り、重さはわずか235g。フィルター径は46mm。

SZ 300mm PRO Reflex F7.1 MF CF

SZ 300mm PRO Reflex F7.1 MF CF

 

最短撮影距離は0.92mと短く、最大撮影倍率は0.4倍 (1/2.5倍) で、ワーキングディスタンスを取りながら花のマクロ撮影などを行える。

SZ 300mm PRO Reflex F7.1 MF CF
最短撮影距離が短く、マクロレンズに近い倍率で撮影可能

<作例>

SZ 300mm PRO Reflex F7.1 MF CF

主な仕様

対応マウント ソニーE、富士フイルムX、キヤノンEF-M
焦点距離 300mm
絞り F7.1 (固定)
対応フォーマット APS-C
レンズ構成 8群8枚
画角 (対角) 5.4° (ソニーE、富士フイルムX)、5.1° (キヤノンEF-M)
最短撮影距離 0.92m
最大撮影倍率 1:2.5
フィルター径 φ46mm、リアφ34mm
最大径×長さ φ61×74.5mm
重さ 約235g (Tマウントを除く)
付属品 金属製ねじ込み式レンズフード MH-461

  1. 1
  2. 2
  3. 3
全文表示