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パナソニックがLマウントのフルサイズミラーレスカメラ LUMIX Sシリーズ発表!

パナソニックは、2018年9月26日(水)からドイツで始まる世界最大の写真・映像用品展示会「フォトキナ2018」の前日に開催したプレスカンファレンスで、フルサイズミラーレスカメラ「LUMIX S」シリーズを発表した。ライカ、パナソニック、シグマの3社による戦略的協業「Lマウントアライアンス」を受けたもので、創業100周年を迎え、LUMIX誕生10周年を経た今年、新フォーマットによる新たなLUMIXシリーズを展開していくことを表明したことになる。

LUMIX S

Lマウントはライカによって開発されたマウントで、マウント径は51.6mm、フランジバックは20mm。現在は「ライカ SL」「ライカ CL」「ライカ TL2」で採用されている。これまでもライカとの協業で多くの製品を作ってきたパナソニックは、Lマウントを採用したフルサイズミラーレスカメラ「LUMIX S」シリーズではプロフェッショナルのニーズに応える妥協ない表現力を備えるとしている。
 

LUMIX S1R

LUMIX S1R
 

パナソニックが発表したのは、4700万画素のセンサーを搭載する「LUMIX S1R」、2400万画素のセンサーを搭載する「LUMIX S1」のフルサイズミラーレスカメラ2機種と、50mmF1.4のプレミアムレンズ、24-105mmの標準ズームレンズ、70-200mmの高倍率ズームレンズの3本。いずれも2019年春の発売予定だが、ライカ製のLマウントレンズはすでに8本ある。レンズに関しては、2020年末までに10本以上を発表することを明言した。

LUMIX S

LUMIX S
 

「LUMIX S」シリーズの特徴は新イメージセンサーと新ヴィーナスエンジンの搭載、Dual Image Stabilizer(デュアル イメージ スタビライザー)の採用による高画質の実現。また、グリップやボタンレイアウトを見直して高い操作性を備えており、防塵防滴・耐低温などの耐久性も備える。液晶モニターは3軸チルトLCDとなっており、記録メディアはXQDとSDカードのデュアルスロットを採用する。
 

LUMIX S1R

LUMIX S1R
 

 

〈文〉柴田 誠