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“1億画素超え”のカメラ機能を引っ提げて、ついにシャオミが日本参入! 驚きの価格に発表会ではどよめきも

これまで日本では一部の好事家にしか知られた存在ではなかった、世界4位のスマホメーカー「シャオミ」。2019年12月、ついに日本参入! 本日12月16日に「Mi Note 10」、12月23日には「Mi Note 10 pro」が発売となります。

この端末、とにかくカメラ機能がスゴイ! その詳細をご紹介します。

 

5つのカメラでクリエイティビティも5倍に!

Mi Note 10、この端末の“推しどころ”を一言で簡単に説明するのなら、1億800万画素カメラを含む5眼カメラ! (インカメラを含めれば6つ! )

右上から500万画素の5x望遠カメラ、1200万画素の2x望遠カメラ、1億800万画素の広角カメラ、2000万画素の超広角カメラ、マクロカメラとなっています! この5種類のレンズで、デジタルズームまで含めると0.6倍~50倍までのシームレスなズーム体験が可能です。さらにその脇にはデュアルソフトライトとデュアルフラッシュが備えられています。

 

しっかし、1億ですよ、1億。「Nokia Lumia 1020」(Windows Phone)の4100万画素で「うおお、すげぇー!」と興奮していたのも今は昔。ついに“億”の大台まで到達してしまったとは。。。

 

それでは、各レンズ、どのような役割を担っているのか見ていきましょう。

1億800万画素カメラは、解像度12032×9024の写真を撮ることができ、高さ4.24mまでの看板レベルのプリントもOKだそうです。さらに、1/1.33インチの大型イメージセンサーを備え、4-in-1ピクセルビニングをサポートしており、暗い所でも鮮明に撮影できるとしています。

 

使いやすい50mm相当をカバーする1200万画素の2x望遠レンズはポートレートに最適。500万画素の5x望遠レンズは、10倍ハイブリッドズーム&50倍デジタルズームに対応し、最高のズームレンジを実現。光学式手ブレ補正とF2.0の明るさで、最適ではない証明環境下でも良い写真を撮ることができます。

 

2000万画素の超広角レンズは視野角117度で、幅広い範囲の写真を撮影することができます。

 

200万画素のマクロレンズは、クローズアップ撮影でのオートフォーカス可能です。

 

注目の撮影モードとしては、夜景などを撮るのに最適な「ナイトモード2.0」を搭載! RAWでまず複数枚撮影し、撮影したものをひとつの写真にまとめて、夜でも水のクリアさまでわかるような鮮明な写真に仕上げてくれます。

 

写真だけじゃない! 超“映え”動画をカンタン作成「Vlog」モード

キレイに撮れるのは写真だけではありません! 動画機能のなかで特にオススメしたいのが、通常の動画を映画のように変えてしまう「Vlog」モードです。

Vlogモードは「Activities」「Dreams」「Rhythm」「Stop motion」など7種類のシネマティックエフェクトにより、従来は編集の手間が必要だったスタイリッシュな動画が簡単に作成できます。例えば、Activitiesのエフェクトであれば、5回くらいに分けて撮影し、その動画の“繋ぎ目”で、画面がヴァッと迫ってくるようなエフェクトがかかって次のシーンに切り替わります。なんてことのないシーンでも、SNSでたくさん“いいね”がもらえるような“映(ば)える”動画を作れるんですよ! 今回は残念ながら静止画しかないので、このスゴさがいまひとつ伝わらないのが悔しいところですが…(苦笑)

 

そのほか、960fpsスローモーションビデオや超広角の4Kビデオなども撮影できます! 写真だけでなく、動画もたくさん撮りたくなりますね!

 

Mi Note 10 proは12月23日発売! Mi Note 10との違いって?

今回紹介したMi Note 10は、6GBのRAMと128GBのストレージに、7Pレンズを備えた端末ですが、12月23日に発売予定のMi Note 10 proは、8GBのRAMと256GBのストレージに、よりクリアで鮮明な画像を映し出す8Pレンズを備えた端末です。この、8Pレンズの「P」とは何なのか? というと、「Pieces」の略で、レンズの構成数の違いなんだそう。Mi Note 10 proはまさに“究極の写真撮影体験”を求めている、スマホ撮影にとことんこだわりたい人のための端末ではないでしょうか。

ちなみに、気になる価格ですが…、Mi Note 10が税別5万2800円、Mi Note 10 proが税別6万4800円です! 余談ですが、発表会の会場では価格が発表されたとき、どよめきが起こりました。正直、私もビックリしました……。“コスパとは何か”を考えさせられますね。