フルサイズミラーレス「α9 III」が初登場！ 一眼カメラ売れ筋トップ10【ヨドバシカメラ売れ筋ランキング】

ヨドバシカメラ売れ筋ベストテン「デジタル一眼カメラ」2024年1月下期ランキング

ショッピングサイト「ヨドバシ・ドット・コム」と全国24店舗のヨドバシカメラでの売上を集計した1月下期の「デジタル一眼カメラ」ランキング。対象期間は2024年1月16日～1月31日。

CP+2024の開催まで約ひと月となった1月下期のトップは、ソニー「α7C II」ボディ。2023年11月からの1位を継続中で、連覇記録は6になった。2位には「α9 III」ボディが初登場。3位に「α7 IV」ズームレンズキット、4位に「α7C II ズームレンズキット」、5位に「α7 IV」ボディと続き、トップ5をソニーが占める。

メーカー別でも、ソニーが4機種6モデルでトップを快走。ニコンが2機種、キヤノンとハッセルブラッドが1機種ずつという結果になっている。今回トップ10入りしたのはフルサイズ機が6機種8モデル、中判とAPS-C機がそれぞれ1機種ずつだ。

■ソニー「α9 III」が2位で初登場

1位のソニー「α7C II」ボディは6連覇と波に乗り、いよいよ独走体制に入った。2位には1月26日発売の「α9 III」が初登場。世界初となるグローバルシャッター方式のフルサイズイメージセンサーを搭載し、動体の歪みがない見たままの撮影が可能。ブラックアウトなしで最高約120コマ/秒のAF/AE追随連写も実現する。話題の機種だけに、今後の動向が大いに注目される。

3位には「α7 IV ズームレンズキットが前回6位からランクアップしてきた。4位は「α7C II ズームレンズキット」、5位には「α7 IV」ボディが続き、トップ5をソニーが独占。9位には「α7R V」ボディもランクインして、4機種6モデルがトップ10入りを果たした。

■キヤノンは「EOS R6 Mark II」がランクイン

6位は、前回5位のキヤノン「EOS R6 Mark II」ボディ。初登場したソニー「α9 III」に押し出されるかのように順位を1つ下げたものの、なんとか6位に踏みとどまった。前回8位の「EOS R10・RF-S18-150 IS STM レンズキット」、前回9位の「E0S R50・ダブルズームキット」は揃ってランク外へ消え、キヤノン勢のランクインは1機種のみとなった。

■ニコンは「Z 8」が返り咲き

7位にはニコン「Z 8」ボディがランク外から復帰。10位には、前回7位の「Z fc 16-50 VR SL レンズキット」がランクイン。前回10位の「Z 50 16-50 VR レンズキット」はランク外となっている。

■ハッセルブラッドの中判カメラが初登場

8位には、1月24日発売のハッセルブラッド「907X ＆ CFV 100C」が初登場。中判ミラーレスカメラボディ「907X」と1億画素のデジタルバック「CFV 100C」とのセットで、「CFV 100C」はフィルムカメラやテクニカルカメラにも接続可能。互換性に優れた中判カメラだ。

データ集計期間 : 2024年1月16日～1月31日

第1位　ソニー α7C II ボディ

第2位　ソニー α9 III ボディ

第3位　ソニー α7 IV ズームレンズキット

ボディ ＋ FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS

第4位　ソニー α7C II ズームレンズキット

ボディ ＋ FE 28-60mm F4-5.6

第5位　ソニー α7 IV ボディ

第6位　キヤノン EOS R6 Mark II ボディ

第7位　ニコン Z 8 ボディ

第8位　ハッセルブラッド 907X ＆ CFV 100C

第9位　ソニー α7R V ボディ

第10位　ニコン Z fc 16-50 VR SL レンズキット

ボディ ＋ NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

協力 : 株式会社ヨドバシカメラ