首位交代！ ニコンとソニーの新モデルが初登場のレンズ売れ筋トップ10【ヨドバシカメラ売れ筋ランキング】

ヨドバシカメラ売れ筋ベストテン「デジタル一眼カメラ用交換レンズ」2024年4月下期ランキング

ショッピングサイト「ヨドバシ・ドット・コム」と全国24店舗のヨドバシカメラでの売上を集計した4月下期の「デジタル一眼カメラ用交換レンズ」ランキング。対象期間は、2024年4月16日～4月30日。

1位は、4月19日発売のニコン「NIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VR」。初登場で首位に立った。前回1位のソニー「FE 24-70mm F2.8 GM II」は2位へ。3位は、同じく4月19日発売のソニー「FE 24-50mm F2.8 G」で、初登場の2機種がトップ3にランクインする結果となった。

メーカー別では、ニコンとキヤノンがそれぞれ3機種、ソニーが2機種、タムロンとシグマがそれぞれ1機種ランクインしている。

■ニコンの高倍率ズームが首位発進

1位は、初登場のニコン「NIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VR」。広角28mmから超望遠400mmまで幅広くカバーする、NIKKOR Zレンズ初の高倍率14.2倍ズームレンズだ。人気が高くなり過ぎて供給不足にならないことを祈りたい。4位には「NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR」が前回と同順位で続く。前回3位の「NIKKOR Z 24-120mm f/4 S」は7位にランクダウンとなっている。

■ソニーの標準ズームが3位で初登場

2位は、前回1位のソニー「FE 24-70mm F2.8 GM II」。2月下期からの連覇記録は4でストップした。3位には、初登場の「FE 24-50mm F2.8 G」がランクイン。開放F値2.8の大口径ながら、質量は約440gと小型軽量の標準ズームだ。こちらは供給遅れが告知されており、ヨドバシ・ドット・コムでは納期未定となっている。

■キヤノンは望遠系ズーム3機種がランクイン

5位はキヤノン「RF70-200mm F2.8 L IS USM」。前回10位からの大幅ランクアップでトップ5入りを果たした。また、9位には「RF100-400mm F5.6-8 IS USM」がランク外から返り咲き。10位には前回7位の「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」が続き、3機種がランクインした。キヤノンは相変わらず望遠系ズームの人気が高い。

■シグマとタムロンは標準ズームがランクイン

標準ズームが好調なのが、シグマとタムロン。6位のシグマ「28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary」(Eマウント) は前回8位からのランクアップで、1月下期からのトップ10入りを継続中だ。

8位はタムロン「28-75mm F/2.8 Di III VXD G2」(Eマウント)。こちらは前回2位からの大幅ランクダウンとなったものの、トップ10内に踏みとどまった。前回5位の「28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD」(Eマウント) はランク外で、タムロン勢は今年に入ってからの勢いにブレーキがかかった。28-75mmは2連覇の実績もあるだけに、今後の巻き返しに期待したい。

データ集計期間 : 2024年4月16日～4月30日

第1位　ニコン NIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VR

第2位　ソニー FE 24-70mm F2.8 GM II

第3位　ソニー FE 24-50mm F2.8 G

第4位　ニコン NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR

第5位　キヤノン RF70-200mm F2.8 L IS USM

第6位　シグマ 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary (Eマウント)

第7位　ニコン NIKKOR Z 24-120mm f/4 S

第8位　タムロン 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2 (Eマウント)

第9位　キヤノン RF100-400mm F5.6-8 IS USM

第10位　キヤノン RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

協力 : 株式会社ヨドバシカメラ