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【花撮影の基本⑤】「ピントが合わない!」花撮影の大敵

 

具体的な花のピント位置について

●花心が見える場合はシベにピントを

シベが見えるタイプの花はシベの先端に合わせよう。雄シベ、雌シベがはっきりしていれば、雌シベに合わせる。ユリやハイビスカスのようにシベが突出している花は斜めから撮るとシベの先端と花びらの両方にピントが合う。

 

●シベのない(見えない)花は手前の花びらに

花弁(花びら)でシベが見えないタイプの場合は花びらに合わせる。しかも、奥の花弁ではなく、手前の花弁に合わせるのが自然だ。チューリップでは花びらの先端にピントを合わせるといい。

 

●小さな花が固まっている花は手前の花に合わせる

ナノハナ、フジ、アジサイなど、小さな花が集まってひとつの塊となっているタイプは、手前の一輪に合わせる。輪郭に合わせると、中央がぼけてしまうので NG。サクラも枝先の房を狙う場合はこのパターンが当てはまる。

 
●花畑は画面の手前から1/3のところに

奥行きのある花畑は、手前から 1/3ぐらいのところに合わせると手前がややぼけて、奥が大きくぼけるので自然な奥行きが出せる。奥にピントを合わせて手前に前ボケを作るという応用パターンもある。

 

 

写真を撮るとき、「カメラのピントが合わない!!」ということがよくあります。少しのコツさえつかめれば、クローズアップしてもボケていないシャープな花々が撮ることも可能になります。

 

 

写真・解説/吉住志穂

 

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