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【カメラ用語事典】追尾AF

「追尾AF」とは色や明るさなどの情報を利用して、画面内を横切るように移動する被写体に対して、測距点(AFフレーム)を自動で切り替えながら追いかける機能。一眼レフでは画面に対して測距点がカバーする範囲が狭いために制約も多いが、ミラーレスカメラは画面全体がカバーエリアになっているものも多く、それこそ画面の端から端まで追い続けられる。

 

画面を横切る動きだけでなく不規則な動きにも対応できるので、フレーミングを先に決めて撮りたいときなどにも便利。例えば、カーブを描きながら近づいてくる列車を、フレーミングを固定した状態で連続的に撮りたいときに対応できるし、飛びまわるチョウにピントを合わせ続けることも可能だ。

 

ただし、追尾AFは色や明るさなどの情報を使って被写体を識別するため、背景に被写体と同系色のものがある場合などは追尾に失敗することがある。また、画面上の被写体のサイズが小さすぎるとうまく捕捉できずに、ほかのものにピントを合わせてしまうことも。そのような場合は、被写体がもう少し近づいてから半押しをやり直すことで捕捉しやすくなる。

 

追尾AFを使うと、画面内を横切る被写体に対して測距点が自動で追従して移動し、ピントを合わせ続けることができる。
 

 

写真/北村智史