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【カメラ用語事典】レンズキット、ダブルズームキット

一眼カメラを購入する際の選択肢としては、主に「ボディのみ」「レンズキット」「ダブルズームキット」の3パターンがある。一般的にレンズキットとは、広角から本格的な望遠の少し手前(中望遠などという)までの画角を持つ標準ズームレンズとボディのセットのことを指す。これに、中望遠から本格的な望遠までをカバーした望遠ズームレンズを追加したのがダブルズームキットと呼ばれるセットだ。

 

各メーカーともに、ボディとそれぞれのレンズを単体で購入するよりも低価格な設定になっている。また上記のセットのほかに最近は、単焦点レンズセット、高倍率ズームセットなど、ユーザーの好みに合わせてラインナップも増えている。

 

なお、ボディとレンズをセットで販売しているのは、エントリー機や中級機に多く、上位機はボディのみの販売になる。機種に合わせたレンズがセットになっているのが一般的で、例えば、小型のエントリー機には開放F3.5-5.6の軽量コンパクトなレンズ、中級機だと開放F4やF2.8の明るいレンズがセットされる。

 

 

▲ニコンのフルサイズミラーレス「Z 7」のレンズキット。

Z 7
NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
 

 

▲ニコンのエントリー一眼レフ「D3500」のレンズキット。

D3500
AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR
 

 
D3500

▲ニコンのエントリー一眼レフ「D3500」のダブルズームキット。

D3500
AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR
AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR