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【カメラ用語事典】露出制御モード

撮影モードダイヤルに「P」「S/Tv」「A/Av」「M」というアルファベットが記されているが、これらをまとめて露出制御モードと呼んでいる。いわゆる露出を自由に制御できる撮影モードのことで、P(プログラムオート)、SまたはTv(シャッター速度優先オート)、AまたはAv(絞り優先オート)、M(マニュアル露出)の4モードが基本になる。

 

一眼レフやミラーレス一眼といった現行のレンズ交換式カメラでは、ほぼ全製品にこの4モードを搭載。カメラの性能を引き出しつつ、自分の狙いに応じた写真を撮りたいなら、必ずマスターすべきモードといえる。

 

キヤノンのフルサイズミラーレス EOS RPのモードダイヤル。4モードのほか、Fvモード(フレキシブルAE)を搭載。これは、カメラが測光して出した露出値に対し、「シャッター速度」「絞り」「ISO感度」「露出補正」の4つ全てについて変更&補正ができるモードだ。なお、「B」はバルブ、「C1」などはカスタム撮影モードとなる。