カメラ業界にとって春といえば、CP+の開催にはじまり、新製品が数多く登場する季節だ。そこで、2019年のここまでに発表・発売された新製品を中心に、主要メーカーごとの注目トピックを一挙に振り返ろうというのが本企画。本稿では、昨年「EOS R」でいよいよフルサイズミラーレス市場に参入した業界の雄・キヤノンについて紹介!
Topic①小型軽量・お手頃価格のフルサイズミラーレス「EOS RP」登場
EOS Rに続くフルサイズミラーレスカメラの2号機として、カジュアルモデルの「EOS RP」が3月14日に発売。EOS Rに比べ価格を抑えつつ、小型・軽量化が図られており、ステップアップや買い替え需要を狙った戦略モデルといえる。ちなみに、「EOS RP」の“P”は、往年のレンジファインダーカメラ「CANON P ポピュレール」(1959年)に由来。
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限定のゴールドカラーモデルも登場 → https://getnavi.jp/capa/news/285036/
Topic②大三元も! 6本の新たなRFレンズが2019年中に登場!?
現在は4機種が発売されているキヤノンフルサイズミラーレス用の「RFレンズ」だが、2月に大口径ズームレンズ3機種と大口径中望遠単焦点レンズ2機種、高倍率ズームレンズ1機種の計6機種を開発発表。仕様の詳細や価格、具体的な発売時期は未定だが、いずれも2019年中の発売が予告されている。
詳細はこちら → https://getnavi.jp/capa/news/284945/
CP+2019ではモックアップの展示も! → https://getnavi.jp/capa/special/287646/
Topic③CP+2019では個性的コンセプトカメラに注目が集まる
CP+の会場で、上記のEOS RPや新開発RFレンズとともに注目を集めたのが、個性的なコンセプトカメラたち。上の写真はカラビナ状のカメラ「アウトドア・アクティビティ・カメラ(ソトアソビカメラ)」で、カラビナの部分がファインダー枠を兼ねているという点がユニークだ。そのほか、「インテリジェント・コンパクトカメラ」「マルチファンクションカメラ」「キッズ・ミッション・カメラ」といったカメラが展示された。
詳細はこちら → https://getnavi.jp/capa/special/287699/
Topic④入門機にも新作! 人気シリーズ最新作「EOS Kiss X10」登場
フルサイズミラーレスに話題が集まりがちなキヤノンだが、エントリー向けモデルの定番「EOS Kiss」シリーズの最新作として、一眼レフの「EOS Kiss X10」が4月25日に発売。エントリー機といえど、有効画素数約2410万画素のAPS-Cサイズ相当のCMOSセンサーと映像エンジン「DIGIC 8」の採用により、上位機種に迫る高画質を実現している。進化した「デュアルピクセルCMOS AF」にも注目だ。