滝・渓流はこの時期人気の被写体のひとつ。夏の緑との相性が良いと同時に、現場では涼しげな雰囲気を味わうこともできるのが魅力です。ということで滝・渓流を美しく写し取るための基本的なカメラ設定や撮影テクニックをご紹介します。プロのテクニックを参考にして、とっておきの1枚を残しましょう!
目次
・【滝&渓流の撮り方①】水の描写ではシャッタースピードの選択が重要
・【滝&渓流の撮り方②】立体的に水の動きを描写する必須アイテムとは?
・【滝&渓流の撮り方③】被写体の魅力を引き出すカメラの設定について
・【滝&渓流の撮り方④】納得の1ショットを手に入れたいなら「構図」にこだわる
【滝&渓流の撮り方①】水の描写ではシャッタースピードの選択が重要
渓流や滝の撮影では、漠然と写すのではなく、水をどのように表現するのかが大切。迫力を出したいなら高速シャッターで水の流れやしぶきを写し止め、やわらかい雰囲気を求めるなら1秒前後のスローシャッターで水流を絹のように描くのが効果的です。
<高速シャッター(1/1000秒)>
<スローシャッター(1/2秒)>
詳しくはこちら→ https://getnavi.jp/capa/special/258760/
【滝&渓流の撮り方②】立体的に水の動きを描写する必須アイテムとは?
光の反射を取り除き、被写体の彩度を高めることができるPLフィルターは、水を写すときには欠かせないアイテム。水の艶感、きらめきを描写できます。ただし、常に全ての反射を取り除くのではなく、時には反射を少しだけ残すなど、状況に応じて効果を調整して使うとよいでしょう。
詳しくはこちら→ https://getnavi.jp/capa/special/258913/
【滝&渓流の撮り方③】被写体の魅力を一番引き出すカメラの設定について
滝や渓流を撮るときに一部分がぼけていると不自然さが感じられることもあるので、絞りを絞ってパンフォーカスで写すのがおすすめ。ホワイトバランスは曇天時や雨天時でも「太陽光」や「晴天」を選んで水の清涼感を引き出しましょう。
詳しくはこちら→ https://getnavi.jp/capa/special/258934/
【滝&渓流の撮り方④】納得の1ショットを手に入れたいなら「構図」にこだわる
水風景を的確な設定で撮影したのに、どこか物足りないと感じるのは被写体を魅力的に見せる「構図」を選択できていないからかもしれません。印象の強い部分だけを切り取る、逆に周囲の環境をうまく取り込んでアクセントにする、アングルを変えてみる、など、画角を調整したり、動き回ったりしながらベストな構図を探してみましょう。
詳しくはこちら→ https://getnavi.jp/capa/special/259014/
夏の避暑地、撮影地として大人気な渓流や滝。今回はその基本的な撮影テクニックをご紹介しました。ぜひ自分にとって一番魅力的な1枚を撮ってくださいね。