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冬こそ訪れたいおすすめ撮影スポット10選――雪景色だけじゃない冬の絶景を撮影してみよう!

まっしろな雪景色が印象的な冬ですが、冬の魅力的な被写体はそれだけではありません! 今回は雪景色だけではない冬の魅力を感じられる撮影スポットを撮影地マップからピックアップしました。

 

(1)然別湖のしかりべつ湖コタン(北海道)

冬の然別湖の風物、しかりべつ湖コタン。この写真はアイスチャペルの内部。神秘的な空間で、五感が宇宙に共鳴するかのような不思議な感覚に捉われます。幻想的な雰囲気を残すためにホワイトバランスは低めに設定し、青を基調色に。キャンドルの色は赤茶色が強いので、暖色を残したくらいの色温度がおすすめです。

撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/shikaribetsu-lake-kotan/

 

(2)羅臼の流氷と海ワシ(北海道)

写真は冬、カムチャッカ方面からスケソウダラ漁のおこぼれの魚を狙って日本に渡って来るオオワシです(ほとんどが羅臼に来ます)。現在は観光としてワシたちを観察・撮影させる船が出ているので、それを利用すれば迫力満点の撮影ができます。ただし流氷が数時間でなくなることもあるので、そんなときは道路から樹にとまる姿を撮影しましょう。

撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/rausu_washi/

 

(3)ライトアップされた青い池(北海道)

青い色の水面に立ち枯れた木々が林立する、青い池。冬になると池は全面氷結して、夜間にはライトアップも行われます。ライトの色は緑や青、黄色など刻々と変化するので、自分のイメージに合ったタイミングを見計らってシャッターを押しましょう。作画をするときは、ポイントになる木をしっかりと意識してフレーミングすると印象的な写真になります。

撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/biei_blue_hokkaido/

 

(4)越前海岸の襲いかかる荒波(福井)

荒波のメッカといえば越前海岸。年の半分は、鉛色の空が占め、弁当を忘れても傘を忘れるなと言われるくらい天候の変化が常にあります。敦賀~越前松島の間で車でじっくりとポイントを探すのがオススメ。特に秋から冬にかけて天気予報で荒れる天候になるときに訪れましょう。ただし、安全を最優先に考え、十分に気をつけて安全な場所から撮影しましょう。

撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/echizenkaigan_aranami/

 

(5)佐久間ダムの斜面を覆い尽くすスイセン(千葉)

千葉県南部に位置する鋸南町は一年を通じて温暖な気候で、新年を迎えるのと同時に花を楽しむことができます。特に、佐久間ダムの脇は佐久間ダム公園として整備され、丘一面に咲くスイセンのほか、400本の頼朝桜が出迎えてくれます。写真は、佐久間ダム脇の丘の上からズームレンズの標準域を使い、湖や青空とスイセンを絡めるように狙ってみたカット。

撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/sakumadam-suisen/

 

(6)冬の美ケ原から見る朝焼けの山々(長野)

厳しい冬季登山をしなくても標高2000メートルの山岳風景を楽しむことが可能な美ヶ原。360度のパノラマを楽しむことが可能で、なんと百名山の中の41座を眺めることができます。それぞれの山の名前がわからなくてもその勇姿は一見の価値があり、朝焼けに染まる様子はまさに絶景です。

撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/utsukusigahara_morning/

 

(7)朝日に輝く新舞子海岸の干潟模様(兵庫)

兵庫県の播磨工業地帯の一角に残された天然の干潟、新舞子海岸。冬至を挟んで前後2箇月間くらい、干潟の模様がキラキラと輝きます。しかし、期間が限られており、干潟が現れるのも大潮の干潮時なので、撮影チャンスはかなり少ないです。写真は、海岸べりから撮影したカットですが、この付近には展望台もあり、干潟を俯瞰することもできます。

撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/shimmaiko-beach/

 

(8)海から姿を現した冬の風物詩「ダルマ朝日」(徳島)

冬、徳島市から高知県室戸岬にかけて見えることがある「ダルマ朝日」。徳島市の小松海岸や大神子海岸、マリンピア沖の洲などが有名ですが、小松島市や阿南市、美波町などの海岸からも見ることができます。写真は焦点距離1280ミリ相当の超望遠レンズを使い、アクセントに港のブイを入れています。

撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/murotomisaki_daruma/

 

(9)荒崎干拓地 冬の万羽鶴(鹿児島)

鹿児島のマナヅル・ナベヅルという色付きのツル。出水市の荒崎干拓地は冬になると約10000羽も集まります。アップでの撮影だけでは簡単で飽きてしまうので、引き気味に逆光に輝くシーンや飛翔するシーンも狙ってみたいところ。2月中旬になると北帰行が始まるので、1月がオススメ。

撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/izumi_turu/

 

(10)冬の錦江湾の「けあらし」(鹿児島)

錦江湾の「けあらし(気嵐とも)」は姶良市加治木付近の海岸で時折見られる現象で、よく晴れて冷えた朝、日の出から1 時間ほど見られることがあります。雪化粧した桜島をバックに、朝日に照らされた気嵐が揺れる様子を、標準ズームの広角側で青空と焼ける雲を広く入れて撮っています。

撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/kinkouwan_winter/