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【2021ベストバイ】忘れかけていた一眼レフの気持ち良さに触れたらPENTAX沼にハマった

2021年は少しずつ良い方へ変化の兆しが見え始めた1年でした。2022年は久しぶりに楽しい写真ライフを過ごせることを願って、プロ写真家やカメラライターに「2021年に買ってよかったモノ」を一斉調査しました。さあ、どんなアイテムが出てくるかお楽しみに!

プロが買って良かったモノ教えます! 2021ベストバイ特集

鹿野貴司さんの2021ベストバイ「PENTAXいろいろ」

【2021ベストバイ】鹿野貴司さん
つい中古カメラ店のジャンクコーナーみたいに並べてしまったが、今年生えてきたばかりのカメラとレンズ。左下に写っている「PENTAX K-3 Mark III」と「HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR」の組み合わせが結構気に入っている。

ドミノ式にペンタキシアンの沼が形成されていく

昨年末から今年あたまにかけて、「PENTAX K-3 Mark III」のプロモーションに関わらせていただいた結果、ミイラ捕りがミイラになり……。年の瀬に数えたらペンタックスだけでカメラ2台、レンズ7本が、さながら沼に生えた葦のように生えていた。

思えば「K-3 Mark III」の試作機であれこれ撮影をしていた1年前、忘れかけていた一眼レフの気持ち良さや心地良さを思い出したのが足を踏み外すきっかけであった。最初は「HD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limited」と「HD PENTAX-DA 21mmF3.2AL Limited」のリミテッド単焦点レンズでゆるく遊んでいたのだが、やっぱり一眼レフには標準ズームが欲しくなるわけですよ。そこで気付いたのが「HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR」というコンパクトなレンズ。30~60mm相当というレンジは、35~50mmがあれば十分な僕にぴったり。「なんだこれ自分のためにあるレンズじゃん……」という思い違いにより、迷わず購入してしまった。

すると出番のなくなった「FA31mmF1.8」を「そうだ、これフルサイズで使ったらもっと楽しいんじゃね?」とあらぬ欲求が芽生え、「PENTAX K-1 Mark II」をお迎え。「ならば標準レンズとしてFA43mmF1.9も必要だよね。あれ? DA★16-50mmF2.8が発売されるぞ、おおこれはキレキレだね、キレキレすぎてリミテッドレンズと合わないな。んじゃ、D FA★50mmF1.4買うか……」とドミノ式にペンタキシアンの沼が形成されていくのであった。

ペンタックス恐るべし!

実は昨年7月からペンタックスの公式サイトで連載をしており、当然そこに掲載する写真はこれらで撮影している。そのため最近は日ごろから「K-3 Mark III」や「K-1 Mark II」を持ち歩くことが多い。それなりに重量のあるカメラ・レンズを構え、明るく視野の広い光学ファインダーを覗くと、目の前の光景をリアルに切り取っている感覚が楽しめる。とくに「K-1 Mark II」と「HD PENTAX-D FA★50mmF1.4 SDM AW」は合わせると2kg近いヘビー級だが、その写りは肩こりや腱鞘炎という代償を払ってもなお魅力。

そして今年デビュー組の「K-3 Mark III」と「HD PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED PLM AW」のコンビも、街を歩きながらのスナップに最適。合わせて約1.5kgと決して軽いとはいえないのだが、小さなカバンにこれだけ入れて出掛けるのが結構楽しい。でもちょっと軽くしたいな……というときは「HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR」にチェンジ。そうやってシステムを組んであれこれ楽しめるのも、ペンタキシアンの沼が形成される要因なのかもしれぬ。嗚呼ペンタックス怖い。来年は何が生えるのだろうか。

実写作例

親バカ写真も最近はほぼペンタックスで撮っているかも。APS-CフォーマットとF2.8の標準ズームという組み合わせは、いろいろな意味でバランスが良いと思う。

【2021ベストバイ】鹿野貴司さん
PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED PLM AW 絞り優先オート F2.8 1/1250秒 ISO100 WB : オート