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2018/4/28 20:50

ビールの神髄といえば“泡”!プレモルの「神泡」は店でも自宅でも十分に堪能できる

“ビール離れ”が叫ばれながらも、何かと話題になるこのカテゴリ。特に大手各社を代表する商品は、常に注目の的といえる存在でしょう。サントリーでいえば「ザ・プレミアム・モルツ(プレモル)」です。実は今年、とあるキャンペーンによって絶好調なことをご存知でしょうか。先日、この企画を体験するメディアツアーに参加してきたので、レポートしたいと思います!

 

 

泡はビールの履歴書だ!

会場となったのは、「サントリー〈天然水のビール工場〉東京・武蔵野ブルワリー」。昨年も工場見学の記事をアップしましたが、今回のツアーでは特別に“注ぐ”という体験セミナーもセット。しかも、お店にあるようなサーバーと、缶の2種類で注がせてもらいました。

↑まずは泡だけを。非常にきめ細かく、まるでフォームドミルクのような口当たり!

 

でも、なぜ注ぐセミナーが盛り込まれたのでしょうか。これがプレモル好調の要因となっている「神泡」プロモーションの重要ポイントだからです。CMを見た人も多いと思いますが、ビールの水面下で泡が霞のように舞う様は確かに神秘的。この泡のおいしさを、店はもちろん自宅でも楽しめることがウケているのです。

↑神泡のポスター。街で見かけた人もいるのではないでしょうか

 

↑素材の質と製法の優劣で泡の良し悪しが決まることから「泡はビールの履歴書」とのこと。グラスに残る「エンジェルリング」も、泡がハイスペックなことを物語っています

 

セミナーの冒頭では、サーバーで注いだ場合の神泡ビールのプレモルとそうでないプレモルの違いを比較。同じサーバーで注いだ場合でも、まずはできるだけ泡立たないようにグラスの7分目まで注ぎ、その上からのせるように泡を注ぐのが神泡のコツだそうです。

↑注ぎ方自体は難しくありません。ただ、目詰まりしないようにサーバーを毎日洗浄するなど、いくつかの項目をクリアしていないとこうはならないのです

 

↑左が普通の注ぎ方。右が神泡メソッドによるもの。よく見ると、神泡はきめ細かいうえに泡のもちが長いことがわかると思います

 

神泡品質の認定は、「毎日の洗浄」「設置冷却」「適正なガス圧」「キレイなグラスと自然乾燥」「おいしいビールの注ぎ方」が徹底したうえで、オリジナルノズルを採用していることも必須条件。お店側としても一筋縄にはいかない基準ですが、サントリーとしてはこの3月末で全国に2万6000店を認定し、さらに2018年中で3万5000店にまで増やすよう取り組んでいくとのこと。たとえば「Mojo Cafe」は、神泡以前からある制度「プレミアム超達人店」に武蔵野市で初めて認定されたお店。「プレミアム超達人店」は、もちろん神泡の認定店です。

 

神泡ビールのプレモルを飲めるお店には、前記のポスターが貼ってあります。サントリーのホームページでも認定店を知ることはできますが、もしふらっと入った店に神泡のポスターが貼ってあったら、ぜひ生のプレモルを飲んでみましょう!

 

 

プレモルをまとめ買いすればグラスとサーバーが付いてくる

泡のおいしいビールを自宅で飲みたいという人は多いでしょう。そんなこともあって、家電メーカーなどから家庭用サーバーが発売されているほか、これまでサントリーでもメーカーと共同で開発をしています。ただ、購入や応募というハードルがあったのも事実。この敷居をより低くしたのも、今回の神泡キャンペーンの特徴です。

↑左が「電動超音波式神泡サーバー」、右が「手動SS(スクリュースティリング)式神泡サーバー」

 

それは「神泡体感キット」。スーパーや酒専門店などの店頭で、専用グラスと簡易サーバーがプレモルの景品として付けているキャンペーンです。簡易サーバーは電動式と手動式の2種類があり、前者は24缶入りのケース、後者は6缶or3缶パックの購入者にプレゼント。

↑キットには「泡もち1.2倍グラス」が付いているのもうれしい魅力。特殊なガスを噴射してグラス内面に微細な凹凸を作ることで、クリーミーな泡ができやすくなっています

 

筆者もその実力を試してみました。使ったのは、電源を気にすることなく使える手動式。缶のフチにはめ込むだけで簡単に取り付けられる点も手軽です。

↑手動SS(スクリュースティリング)式神泡サーバーを缶にはめます

 

↑使い方も簡単。グラスの7分目までなるべく泡が立たないように注ぎ、そこからはレバーを「シュコン、シュコン」と何度も押しながらクリーミーな泡を発生させて後のせしていきます

 

感想としては非常に優秀。普通に手で注ぐやり方では難しい、きめ細かい泡を作ることができました。プロのサーバーとまではいきませんが、電池不要であのクオリティであれば大満足です。

↑このような形で売っているスーパーもあるはず。なお「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール」でも実施されており、その場合はグラスが足付きタイプになっています

 

「神泡体感キット」は3月後半から実施しており、予想以上に好評のため増産体制で続けていくとか。花見のシーズンが終わったとはいえ、これから夏に向けて暑くなり、ビールをおいしく感じる季節です。グラスとサーバーが付いてくるおトクなプレモル、見つけたらぜひ買って、神泡を体験してみましょう!