国ごとに味の特徴が異なり、スコッチやジャパニーズなど大きく5つの産地に分類されるウイスキー。そのひとつにアイリッシュウイスキーがありますが、代表的な一本といえば「ジェムソン」です。それだけに歴史ある銘柄ですが、今回ブランド史上初となるアイテムが発売されたので、その全貌を明らかにしていきたいと思います!
絆と伝統を日本的なデザインでユニークに表現
まずはアイリッシュウイスキーと「ジェムソン」について簡単に紹介します。ウイスキーの特徴として、一般的に蒸溜は2回(初溜と再溜)行うところをアイリッシュの場合3回行うのが基本。また、ほとんどがピート(泥炭)を炊いて麦芽を乾燥させることはありません。そのため、アイリッシュウイスキーは多くのスコッチウイスキーのようなスモーキーフレーバーがなく、なめらかで飲みやすい軽快な味わいとなります。
そして、世界No.1アイリッシュウイスキーとして名高いのが「ジェムソン」。大麦、モルト、グレーンの3つを原料とし、ピートを使わず3回蒸溜によってつくられています。日本ではフラッグシップの「ジェムソン スタンダード」と、「ジェムソン カスクメイツ」「ジェムソン ブラック・バレル」が展開されていますが、今回の限定商品は「ジェムソン スタンダード」がベース。
中身は「ジェムソン スタンダード」そのままに、“家族、兄弟、友人との絆”と“受け継がれる伝統”を重んじるブランドの精神を、日本的なデザインでユニークに表現したもの。日本画の表現と、現代に通じるポップな感性の融合が特徴の新進気鋭アーティスト・YU SUDAさんが手掛けました。
気軽に楽しむならジンジャー&ライムがオススメ
限定ボトルのデザインを、より詳しく見ていきましょう。まず、富士山や金の雲といった浮世絵風情景を通して日本への敬意を表しています。次に、中央にはウイスキーの熟成樽を担ぎ未来を見据える若い樽職人と、彼をサポートするために霊界から舞い降りてきた師匠(故人)が描かれ、人との絆と伝統の継承のストーリーを表現。
さらに、ウイスキー樽からは蒸発し上空の雲に消えてゆく“エンジェルズシェア*(天使の分け前と呼ばれる、ウイスキーづくりにおける自然現象)”が描写。ウイスキーづくりの神秘が、見事に浮世絵の世界に溶け込んでいます。
商品発表会では「ジェムソン ジャパン リミテッド 2018」の飲み方として、2名の凄腕バーテンダーが登壇。ジェムソンの世界的なカクテルコンペ「Bartender Ball」で2015年に世界3位に輝いた齋藤恵太さんと、2017年に世界2位を獲得した植松大記さんがふるまってくれました。
カクテルはこのイベント限定。ブランドのイチオシカクテルは「ジェムソン ジンジャー&ライム」となり、バーはもちろん家でも手軽に作れます。
また、発売に際して日本のインディーズバンドが参加する音楽プロジェクト「JAMESON HALLOWEEN FES」も開催。5組のアーティストとコラボレートした企画で、オリジナル新曲の制作や、ハロウィン直前の10月26日にシークレットライブが開催されるそう。キャンペーンサイトの応募者は無料でコラボレート新曲がダウンロード可能になるほか、コラボレート新曲や既発曲を収録したオリジナルLPレコード盤や、シークレットライブへの招待券などが抽選で当たります。
ブランド史上初となる1か国限定のデザインボトル。デザインには“家族、兄弟、友人との絆”という意味も込められており、プレゼントにも最適でしょう。数量限定なので、お見逃しなく!