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2018/7/25 17:30

アップデートで人工知能技術「ThinQ AI」に対応!LG V30+ L-01Kとプロのワザでスマホでもココまで撮れる!

今年1月に発売されたドコモV30+ L-01Kがアップデートを行い、人工知能「ThinQ AI」に対応。カメラに新たな頭脳が加わったことで、どんな写真が撮れるのか。プロカメラマンの永山昌克さんに試してもらった。

 

カメラマン・永山昌克さん
撮影業のほか、カメラに関する記事を執筆。近ごろ進化が目覚ましいスマホカメラにも興味津々。

 

V30+ L-01Kのオフィシャルサイトはこちら

 

カメラマンの仕事が減る!? 超実践的AI性能を実感

「V30+ L-01K」のAIカメラの賢さには驚かされました」と語るのは、プロカメラマンの永山さん。

 

「子どもや料理、風景、花などを撮ってみましたが、いずれもAIが被写体を自動的に認識&分析。押すだけのフルオートにもかかわらず、被写体の存在感を高めるような色と明るさに仕上げてくれます。露出や色の設定といった、従来は撮影者が判断しなければならなかった部分をAIに任せることで、そのぶん構図やシャッターチャンスに意識を集中できますね」

 

操作面ではAIが何を認識したかが画面に文字表示される点が気に入ったという。「確実に分析しているという安心感と、未来のカメラのようなワクワク感が味わえます」

 

 

【シチュエーション 1】

屋外の人物撮影

一般的なスマホでは、木陰で人物を撮ると肌が緑かぶりしたり、顔が暗く写ったりしがち。だがV30+のAIカメラなら心配無用。顔を認識したうえで、健康的で生き生きとした肌の色に仕上げてくれた。しかもレンズが明るいのでブレもない。

 

●一般的なスマホで撮影

 

●V30+ L-01Kで撮影 

【V30+ L-01Kのココがポイント!】人物の顔を認識して生き生きした色に!

 

【プロのワザ!】

色と明るさはAIカメラが自動で最適にしてくれる。そこで、アングルをレンズ前に葉っぱが入るよう調整。前ボケが生じて写真に奥行きが出た。

 

 

【シチュエーション 2】

室内の料理撮影

料理や食材の撮影が難しいのは、室内照明の影響で色がくすんだり濁ったりやすいため。だが、V30+のAIカメラは「果物」や「黒バック」といった細かいシーンや状況まで自動で認識。果物をクリアで鮮やかな色合いで撮影できている。

 

●一般的なスマホで撮影

 

●V30+ L-01Kで撮影 

【V30+ L-01Kのココがポイント!】室内照明に影響されずクリアな色味で再現!

 

【プロのワザ!】

V30+の優れた接写性能を生かし、さらに近寄ることでボリューム感を出した。また霧吹きで水滴をつけて、果物のみずみずしさを強調している。

 

 

人工知能技術「ThinQ AI」対応でなにが変わった?

1.被写体をAIが自動で分析する進化系オート

画面内の被写体をAIが分析し、「人」や「食べ物」「都市」など8つのカテゴリーに適したモードが自動選択される。さらに、シーンに応じて各種設定を最適化してくれる。

 

 

2.商品の類似画像を即座に検索できる!

Qカメラの「フォト検索」機能を使うと、撮った直後に画像サイトPinterestへつながって、類似画像の検索を行うことができる。名前のわからない商品の判別などに役立つ。

 

 

3.暗い場面も明るく撮れるモードが追加!

新機能ブライトモードでは、4つの画素を1つとして処理するセンサービニング技術を駆使。受光面積が広がり、暗所でもフラッシュなしで低ノイズの写真を撮影できる。

 

 

NTTドコモ
V30+ L-01K
LG製

F1.6という明るさを誇る標準レンズに加え、画角120度という超広角レンズを搭載したAndroidスマホ。約6インチの大画面ながら手になじむ薄型軽量デザインも魅力だ。