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2024/9/2 13:00

専門家の高荷智也さんが伝授! 防災三種の神器はEENOURのポータブル電源、発電機、車載冷蔵庫だ

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南海トラフ地震臨時情報の発出や度重なる台風の接近などで、防災意識が高まっている人は多いはず。万が一のときに備えて、防災アイテムは万全に備えておきたいものです。

 

防災アイテムといえば飲料水や食糧、ラジオやライトなどが定番ですが、何かと電気を使う現代では、ここに“電源を取るためのアイテム”も加えるべきでしょう。そこで今回は「備え・防災アドバイザー」の高荷智也さんに、最新の防災アイテム事情から、話題を集めるEENOUR(イーノウ)のポータブル電源やインバーター発電機についてまで、幅広くお話をうかがいました。

 

【今回登場する製品をまとめて紹介】(画像をタップすると閲覧できます)

 

お話をうかがった人

↑備え・防災アドバイザーの高荷智也さん。「自分と家族が死なないための防災」をテーマに、地震・水害・パンデミックなどの自然災害から、銃火器を使わないゾンビ対策まで、堅い防災を分かりやすく伝える活動に従事。防災系Youtuber・Voicyパーソナリティ としても活躍中。

 

もはや災害となっている暑さの中で、求められる防災の備えは電気

まずは、令和の時代に求められる防災意識や、防災シーンにおける電気の重要性について高荷さんに聞きました。

 

──近年、国内で発生する災害のニュースを毎年のように目にします。災害への備えとして、基本的な考え方も変わってきているのではないかと想像するのですが、いかがでしょうか。

 

高荷 家庭の防災において、基本的にやらないといけないことは昔も今も変わりません。命を守ることが最重要です。そのうえで、昔と今とで異なるのは、まず水害への備えが重要になっている点だと思います。ここ50年間、地球温暖化による気温の上昇で、水害や洪水が起こるような大規模な大雨が増え続けています。

 

また同じく温暖化を原因として、夏季に“災害級の暑さ”が報告されることも増えました。毎年1000人前後が“暑さ”によって命を落としているとされていて、いわゆる熱中症対策も重要になってきています。昔は防災といえば“地震に対する備え”が強く意識されましたが、水害と暑さに備える意識も、家庭レベルで持っておくべきでしょう。

 

──備えておくべき防災アイテムも変わってきているのではないでしょうか。

 

高荷 たとえば大雨や突発的な原因で停電が発生したときに、暑さ対策についていえば、電気を使わない限りやれることは多くありません。ですので、電源をいかに準備して使える状態にしておくかが、令和に求められる防災意識だと考えています。

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ポータブル電源とインバーター発電機は有力な選択肢。扇風機と冷蔵庫に使用したい

──ポータブル電源やインバーター発電機を「防災アイテム」として挙げる意見も多く見かけるようになりました。

 

高荷 昔も電気が大切なことに変わりはなかったのですが、緊急時に電源を取る手段がそれほどありませんでした。そのため夏に災害が起きて停電になると、暑さを和らげるために寒冷紗(かんれいしゃ)を使ったり、タオルを濡らして首に巻いたりするくらいしか、物理的な解決方法がなかったのです。

 

その点、現代はポータブル電源の進化がすごく進んでいて、容量の大きなポータブル電源や発電量の大きい発電機を備えておくなど、一般家庭でも有力な選択肢が得られるようになったと思います。

↑インバーター発電機とポータブル電源を組み合わせることで、電気の備蓄がやりやすくなったと話す高荷さん。その理由は後ほど解説します

 

──電源の有無は、防災のシーンにおいてどのような意味を持ちますか。

 

高荷 現代では、安否確認にスマートフォンを使いますし、災害時の情報収集もSNSを使いますよね。昔は「便りがないのはいい便り」なんて言いましたが、いまは災害時に一向に連絡が取れなければ「何かあったに違いない」と考えます。そういった情報収集や連絡に使うガジェットは当然ながら電気がなければ動きません。さらに電気があれば、IHヒーターや電子レンジ、炊飯器を使った調理もできます。調理自体は電気がなくてもできますが、電気がなくなったときに調理するための準備や道具がありませんよね。

↑電気がないと熱を使った調理の場合、薪などの熱源が必要。ですが、そうした備えがない家庭も多いはずです。そこでポータブル電源を使って、たとえば電子レンジを動かせるだけで、非常時の生活が変わります

 

──水道やガスを使うことができれば、電気がなくても生き延びることはできる気もしますが。

 

高荷 「電気がなくてもガスと水道さえあれば」と考えがちですが、水道水を汲み上げるためのポンプや、ガスでお湯を沸かすための給湯器は電気で動いています。「すぐそこまで水やガスが来ているのに、電気がないから使えない」といったことが起こるんですね。現代人の生活に電気は欠かせないものです。災害時においても「命を守るためのもの」であり、「被災生活を便利にするためのもの」でもあると思います。

 

──電気の重要性が改めてわかってきました。最近ではコンセントが使えるポータブル電源や、持ち運べるサイズのインバーター発電機、車載冷蔵庫も登場しています。災害時、これらをどのように活用すると効果的でしょうか。

 

高荷 コンセントが使えるととても便利ですよね。夏場の被災なら、使用をおすすめしたいのは扇風機です。扇風機は消費電力がそれほど大きくなく、ポータブル電源で長時間駆動させることができます。消費電力の小さい「DCモーター」式の扇風機がおすすめです。濡らしたタオルを首に巻いて扇風機を動かすだけで、夏の暑さはだいぶマシになりますよ。

 

それから、コンセントが使える大容量のポータブル電源があれば、冷蔵庫を動かすのもいいですね。熱中症対策としてはもちろんのこと、やはり冷たい飲み物や氷を作れるのはメンタルを維持するためにもとても重要です。

↑F2000クラスの大容量なポータブル電源であれば、冷蔵庫を動かして冷たい飲み物を作ることで、暑さをしのげます

 

これらの家電をポータブル電源で数日動かすことを考えると、合わせておすすめしたいのは何かしらの発電手段、つまりインバーター発電機です。インバーター発電機でポータブル電源をチャージして、ポータブル電源で家電を動かすと電力効率がとても良くなります。今だったらセットでお持ちいただきたいですね。

 

もちろん、冷たい飲み物を冷やしておくだけであれば大きな冷蔵庫を動かす必要はないので、車載冷蔵庫でも十分です。

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EENOURのポータブル電源は基本的な性能が良く、発電機はカセットボンベで動く

続いては、品質の高いバッテリー製品で人気を集めているEENOUR製品を例に取りながら、防災アイテムとしてのポータブル電源やインバーター発電機、車載冷蔵庫についての有用性を高荷さんに聞いていきます。

 

──防災を意識してポータブル電源を選ぶ際に、推奨されるスペックや機能はありますか?

 

高荷 ポータブル電源に関しては、AC出力が1500W以上を最低基準として見ていただきたいです。1500W出力であれば家の中にある家電のほぼすべてを動かせます。あとはどれくらいの容量を選ぶかによって、製品の価格が変わってきます。

 

──EENOURのF2000はACの定格出力が2200W/2900Wと、基準は大きくクリアしています。製品としての良さはどこにあるのでしょうか?

 

高荷 試したところ、F2000はインバーターで電流を変換するときのロスが少ないため、ポータブル電源としての基本性能が良いと感じました。電気を無駄なく取り出せるので、F2000の出力と動かしたい家電の消費電力を見比べてどれくらい動くか計算したときに、計算に近い時間分動くでしょう。

↑コンセントが5つ、USB-Aポートが2基、QC3.0対応USBポートが2基、USB-Cポートが2基、DCが2ポート、シガーライターソケット1ポートなどを備えるF2000。ガジェットから家電まで電力を供給できます

 

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──インバーター発電機は、防災用途で選ぶとしたらどういった機能があるといいでしょうか?

 

高荷 インバーター発電機を家庭用として使うならカセットボンベを燃料として発電できるタイプのものを強くおすすめします。というのも、ガソリンを一般家庭に備蓄するのはなかなか難しいですが、カセットボンベなら気軽に買って備蓄しておけますし、備蓄がなくても、近所のコンビニやスーパーで手軽に入手できます。

 

その点、GS2200iD-Bはガソリンとカセットボンベの両方に対応しているうえに、カセットボンベを3本まで接続できる専用カートリッジも付いています。

↑専用カートリッジで3本のカセットボンベを接続した状態。なお使用時は換気が必須ですので、屋外で使用するのがいいでしょう

 

実際に測ってみたところ、カセットボンベ1本につき約500Wh分発電できます。これをガジェットや家電に出力するのではなく、ポータブル電源にチャージするのがベストな使い方です。

↑発電した電気を家電などに出力すると電力効率が高くないため、ポータブル電源にチャージした方がおすすめです

 

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──車載冷蔵庫はいかがでしょうか?

 

高荷 車載冷蔵庫は防災目線で選ぶのではなく、アウトドア用途や自宅のセカンド冷蔵庫など、目的に合わせて買っていただくのがいいと思います。それが災害時でも使えるのであれば十分です。

 

EENOURの車載冷蔵庫「D18」は、大きすぎないサイズ(約幅41×奥行き31×高さ44cm)で、大きさの割に約9.2kgと想像以上には重くないです。ポータブルなサイズ感に加えて、バッテリー駆動なので停電時には間違いなく役立つでしょう。

↑取っ手が付いているため、持ち運びしやすいです

 

↑マイナス20度までの冷凍にも対応。さらに急速冷凍も可能で、約30分で25度からマイナス20度まで冷やせます

 

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ポータブル電源や車載冷蔵庫は日常でも大活躍!

EENOURのポータブル電源・F2000、インバーター発電機・GS2200iD-B、車載冷蔵庫・D18は、いずれも防災アイテムとして頼れる存在になってくれそうです。では、それぞれの防災アイテムは日常の中でどう活用したり、保管したりするといいのでしょうか。

 

──ポータブル電源やインバーター発電機、車載冷蔵庫などをせっかく購入するなら、日常的にも活用したいですよね。

 

高荷 インバーター発電機はやはり防災用途がメインなのですが、ポータブル電源はアウトドアシーンで活用できると家電などを動かせるので便利ですよね。またF2000は停電時などに一定時間電源を供給する「UPS機能」を備えています。パソコンなど常時接続している機器を安全にシャットダウンできますよ。

 

車載冷蔵庫もアウトドアシーンで活躍します。クーラーボックスを使って飲み物を冷やそうとすると、氷が溶けやすくなりますし、氷を入れるためのスペースも必要になるので、場所を取る大型のものになりがちです。D18なら、バッテリーで冷やしてくれますし、2リットルペットボトルが約3本入るので、容量的にも問題ないでしょう。

↑2リットルペットボトル2本、500ミリリットルのペットボトル3本入ります

 

──ポータブル電源やインバーター発電機は、バッテリーやガスを積んでいる分、保管にも気をつけたほうがいいと思うのですが。

 

高荷 そこは、意外に大丈夫なんですよ。もちろん、高温になる車内や直射日光の当たる部屋は避けるべきですが、40度程度まで気温が高くなっても、問題なく耐えられる設計になっていることがほとんどです。室内に保管しておくなら、置きっぱなしにしていても大丈夫です。

 

──高荷さんも、こうした製品を普段からお使いですか?

 

高荷 私は防災アイテムも兼ねた簡易冷蔵庫を普段から愛用しています。特に活躍するのがGWやお正月で、飲み物やビールを冷やしておいて、みんなが集まったときに、キッチンへ行かなくてもすぐに取り出せるようにしているんです。簡易的な冷蔵庫とポータブル電源を組み合わせてもいいですよね。

 

とはいえ、防災アイテムとして、電気の重要性を認識いただけるのであれば、まずは電源が取れるポータブル電源とインバーター発電機を選んでいただきたいですね。

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ポータブル電源はより大出力で安心感のあるF4000もアリ

今回はポータブル電源のF2000を例に挙げていますが、最大16384Whまで拡張でき、最大出力4000W(定格3300W)の「F4000」という上位モデルもラインアップされています。

↑見た目はほぼ同じで、容量と出力が違うF4000

 

より大容量で安心感を得るのであれば、大出力のF4000がおすすめです。購入を検討する際は参考にしてください。

 

なお、高荷智也さんはYouTubeでGS2200iD-Bを紹介しています。こちらも合わせてご覧ください。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

 

著者/海岡史郎、撮影/鈴木謙介