1月30日にスタートした「dTVチャンネル」。既存の映像サービスに対する強みや、好きなコンテンツに出会える上手な楽しみ方を、サービス立ち上げにあたった2人のキーマンに教えてもらった。
強力なレコメンドで好きな番組が見つかる
――dTVチャンネルでは31ものチャンネルを視聴できますが、これらのチャンネルは、どう選定されたのでしょう?
安西 できるだけ多くの方に楽しんでいただけるよう、幅広いジャンルをカバーする構成を心がけました。また、それぞれのチャンネルについて、できるだけ日本初配信のコンテンツを増やすことや、それらをなるべく早く配信することを意識して取り組んでいます。
――日本初上陸のチャンネルもあるとか?
安西 はい。ソニー・ピクチャーズの映画やドラマが観られる「ソニー・チャンネル」や、クルマやバイクを楽しむ「Discovery TURBO」などが初上陸となりますね。
――なるほど。では、dTVとの住み分けはどうなるのでしょうか?
山下 dTVチャンネルの特徴が「コンテンツの新鮮さ」だとすると、dTVの特徴は「コンテンツの豊富さ」です。例えばdTVチャンネルでたまたま観たシーズン3のドラマが面白かった。そこでdTVを使ってシーズン1から観るとか、同じ俳優さんの別のドラマを観るといったことができるわけです。
――dTVとのセット加入で、ずいぶん安くなりますよね。
山下 先に申し上げたような理由もあって、私どもとしてはdTVとdTVチャンネルを併用していただくことが、もっとも楽しんでいただける方法だと考えています。そのために、セットでの料金を思い切って低価格に設定しました。
――価格のほかに、セットで使うメリットはあるのでしょうか?
山下 レコメンド(おすすめ機能)があると思います。ドコモでは、AIを利用して最適なレコメンドができるように研究を重ねてきました。視聴履歴を分析してお好みに合うコンテンツをご提案するわけですが、そのデータをドコモの全映像サービスで共用しているんです。つまり、日々dTVチャンネルで何気なくリアルタイム視聴していると、そうした好みが学習されて、dTVのほうでも好みに合ったコンテンツがおすすめされるというわけです。
――それは便利そうですね。レコメンド時の好き・嫌いはどう判定を?
山下 視聴頻度や視聴時間、番組を見終えたかどうかなど、多岐にわたる項目で判定していますが、いちばん重視しているのはユーザーご自身がつけた評価です。そのため、気に入ったコンテンツもそうでないコンテンツも積極的に星を付けていただくと、より役に立つレコメンドが得られますよ。
【コレがdTVチャンネルの強み1】
他では見られない独自編成のチャンネル群
映画・ドラマ・音楽といった定番ジャンルに加え、車・旅・釣りなど掘り下げ系のチャンネルもラインナップ。番組編成も本サービス独自のものだ。
【コレがdTVチャンネルの強み2】
dTVとセットでさらにおトクな戦略的価格設定
dTVチャンネルは、月額842円と、放送型の専門チャンネルサービスよりもかなり安価。さらに、オンデマンド型見放題サービスのdTV(写真)とのセット割引も用意されている。
【コレがdTVチャンネルの強み3】
dTVでの視聴履歴とも連動する賢いレコメンド
dTVチャンネルはレコメンド機能にも対応。加入したばかりの状態でも、dTVでの視聴履歴のおかげか、旅と酒と洋画という、筆者の好きな番組をしっかりと提案してくれた。
テレビで見るならコレが◎!
NTTドコモ
ドコモテレビターミナル
実売価格:1万6848円
dTV、dTVチャンネル、DAZN for docomoといったドコモの映像サービスすべてをテレビで視聴可能にする機器。音声による指示でも操作可能。
NTTドコモ dTVチャンネル
月額842円(※1) dTVとセットなら月額1058円(※2)
(キャンペーン中につき初回31日間無料)
※1:ドコモユーザー以外は月額1382円
※2:ドコモユーザー以外は月額1598円
撮影/高原マサキ(TK.c)
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https://pc.video.dmkt-sp.jp/