提供:アシックスジャパン株式会社
ワーキングシューズがこんなにカッコよく進化しているなんて知らなかった…。建設現場や工事現場など、ハードな環境で働く人たちに必須のワーキングシューズは、真っ黒でゴツゴツして重いイメージしかなかったけど、近年、高機能化とデザイン性が進んでいるらしい。

目次
なぜワークの世界でもアシックスが人気なのか
そんなワーキングシューズの中でも高い人気を誇っているのが、アシックスの「ウィンジョブ」。アシックスと言えばランニングやサッカーなど世界中のスポーツプレーヤーから愛されているブランドですが、ウィンジョブはそのスポーツシューズで培った機能性とデザイン性に加えて、JSAA規格に準拠した高い安全性を備えているのが特長です。
ここでいうJSAA規格とは、公益社団法人 日本保安用品協会が定めた安全基準規格。普通作業用の「JSAA規格A種」は、同じく普通作業用の「JIS規格S種」のいわゆる“安全靴”と同等の性能を持っていますが、JSAA規格はJIS規格に比べて使用素材の自由度が高く、軽量化やデザイン性に優れています。

一昔前、建設現場・工事現場で働く人たちは、いかにも職人さん!という格好をしていましたが、最近ではかなりファッショナブルになっています。アスリートのようなスタイリッシュなコンプレッションウエアに身を包み、足の先までファッショナブル。そうしたファッションにこだわるワーカーたちに、アシックスのウィンジョブは支持されているのです。
頑丈だけど軽くて履きやすい
ウィンジョブのフラッグシップモデル「WINJOB® CP604 G-TX BOA®」


デザイン性もさることながら、機能性の高さも現場のワーカーに支持されている大きな理由です。ウィンジョブはJSAA規格A種に準拠しており、つま先部分にはガラス繊維強化樹脂製A種の軽量先芯が組み込まれています。さらにつま先外側には弾力性と強さを兼ね備えたTPU(熱可塑性ポリウレタン)で補強して耐久性を高めています。

靴底は滑りにくいCPグリップソールを採用。水だけでなく油面でも滑りにくく、また、機械油を踏んでも劣化しにくい耐油性と、不整地を歩き回ってもソールが減りにくい耐摩耗性にも優れています。

歩きやすさにも配慮しています。つま先を引き上げたトゥアップ設計により転倒リスクを回避。ミッドソールには衝撃緩衝性能が高いGELテクノロジーを採用して不整地を歩いた時でも衝撃を緩和、中敷には足のアーチを支えて内側への倒れ込みを抑える立体形状のSRB中敷(※1)を採用することで足をしっかりホールド。長時間の作業・歩行でも足への負担を軽減してくれる設計となっています。
※1:立体形状になっていて、足の裏のアーチを支えながらかかとが内側に倒れ込むのを抑える効果がある。足への負担を軽減できるため、ウィンジョブにも採用。

さらに特長的なのが、BOAフィットシステムを採用していること。ダイヤルによってワイヤーを巻き取ることで靴を足にフィットさせる機構で、素早く締め付けることができます。ゴルフやスノーボードなどスポーツシーンで人気の機構なのですが、工事現場も靴紐がほどけたり、紐の締めがゆるくて靴の中で足が動いたりすると危険なため、簡単に締め付けられてほどけないBOAは人気です。また、ワンタッチで開放できるので、休憩時にゆるめてリラックスしたり、昼食時に定食屋の小上がりで食べたりする時も、シューズの脱着がとてもラクになります。

ロイヤルホームセンター千葉北で実際に試してオキニの1足を見つけた!
足を守り、ひいては身体も守るワーキングシューズは、自分の足にフィットしたものを選ぶのが望ましい。そこでアシックスでは今年、千葉県千葉市のロイヤルホームセンター千葉北に常設の特別コーナーを設置。誰でも気軽にフィッティングと試し履きができるというので、早速行ってきました。

ロイヤルホームセンター千葉北に常設のアシックス特別コーナーは、アシックスワーキングシューズのラインアップを一堂に見られる。
【ロイヤルホームセンター千葉北】
千葉県千葉市稲毛区六方町75-1
電話043-304-3711
営業時間:【本館】9:00~20:00【資材館】6:30~20:00
まずはアシックスクイックスキャンで足を計測。備え付けのタブレットに年齢と性別、普段の靴のサイズ、つま先の形状をインプットし、タブレットのカメラを足に向けると自動でスキャンし、計測結果を画面に表示します。おすすめのシューズサイズ、足の幅、シューズサイズ相性度が表示されるのですが、これはあくまで目安。このデータをもとに実際に試し履きして、自分に合ったサイズを探していきます。


試し履き用のシューズは4種類、各4サイズを用意。一番上はクッション性が高い厚底シューズ。上から2番目はBOA搭載。3番目はベルト式。一番下はハイカットでBOA搭載、薄くやわらかいソールに、フィット感を高めた2Eモデル。薄底モデルは地面の感触がダイレクトに伝わり、高所作業員など足裏の繊細な感触を求める職業に好まれるとのこと。


「一般的に、大きめのサイズ、楽なサイズを選びがちなのですが、ワーキングシューズは大きめサイズで隙間ができてしまうと事故につながる危険性もあります。まずはワンサイズ小さめからスタートするのがよいです。アシックスでは、ワーキングシューズには珍しい2Eモデルも用意しているので、横のフィット感を高めたい場合にも選択肢が広がります」と、アシックスのスタッフはアドバイスしてくれました。


パイプ、鉄の坂で試し履き
サイズが決まったら工事現場を模した体験スペースで履き心地をチェック。工事現場でよく使われている単管パイプによる足場を体験。薄底モデルは単管パイプの形状が足裏に伝わり、ホールド感も高いので不安定なパイプの上でも滑らず、安定して歩くことができました。

次に、ウイズ3Eの幅広モデルに履き替え、鉄板でできた坂でグリップ力を試してみました。「全然滑らない。ソールのクッション性が高く、中敷のホールド感、3Eの幅広で安定感もある。やわらかくてつま先が大きく曲がり、先芯が入っている違和感がまったくない。スニーカーを履いている感覚。軽いし、長時間履いたままで歩き回っても足への負担が少なそう」と、GetNavi webの坂田編集長は楽しそうに坂を行ったり来たり。


機能・デザイン・カラーから選び放題!
体験ブースを歩き回ってサイズ感が確認できたので、いよいよデザインと機能性からお気に入りの1足を決めていきます。このコーナーでは豊富なラインアップを通気性・軽量性・足をサポートする機能の3つのジャンルにわけて展示しており、とても選びやすくなっています。しかし、坂田編集長は「見た目で決めていました」とアースカラーの「WINJOB® CP604 G-TX BOA®」を迷うことなくチョイス。


「とにかく見た目がカッコいい。とてもワーキングシューズとは思えないデザインで、スニーカーのように通勤でも履いていけそう。ハイカットだけどBOAで着脱しやすいし、ゴアテックスなので急なゲリラ雷雨でも足元が濡れずに済む。ムレも少なそうだし。もうこれしかない、というくらいに気に入りました」(坂田編集長)


ワーキングシューズというと、つま先に鉄板が入っており、重くてゴツゴツして歩きにくいというイメージがありましたが、実際に履いてみたらまったくの逆。軽くてやわらかく歩きやすいので、長時間履いても足への負担が驚くほど少ないです。それでいて、足全体をしっかりホールドする安定感。横ブレ・縦ブレせず、坂や階段の急な上り下りでも、急な横移動でも踏ん張りがききます。反射材が施されているので夜間の歩行にも心強いです。
建設・工事関係者だけではなく、配達業務、畑仕事・山仕事、DIY、車・バイクの整備、そして通勤・通学まで、使うシーンの想像が広がるアシックのウィンジョブ。主力ラインアップが揃うロイヤルホームセンター千葉北に、ぜひ試着にきてください。
編集部おすすめウィンジョブ
【WINJOB® CP604 G-TX BOA®】

ウイズはワイド(3E相当)。アッパーにゴアテックスファブリクスを採用した高機能フラッグシップモデルだ。登山のレインウエアやシューズに必需品となっているゴアテックスは防水透湿性に優れた素材。雨の水滴は通さないが、汗による水蒸気は逃がしてムレを軽減するため、雨の中の作業や長時間作業、運動量の多いシーンに向く。
希望小売価格:25,300円(税込)
サイズ:22.5~28.0・29.0・30.0cm
ウイズ:ワイド(3E相当)
【WINJOB® CP122 BOA®】
ウイズはワイド(3E相当)。アッパーにポリウレタン樹脂とメッシュ素材を組み合わせることで、耐久性を持ちながら通気性に配慮。ポリウレタン樹脂はギザギザの凹凸デザインで強靭さを表現している。汚れにも強く、軽量で丈夫。そしてムレにくい。ハードな活動におすすめな一足。
希望小売価格:23,980円(税込)
サイズ:24.5~29.0・30.0cm
ウイズ:ワイド(3E相当)

【WINJOB® CP309 BOA®】

ウイズはワイド(3E相当)。足の甲を包みこんでしっかりホールドするBOA PerfomFit Wrapを搭載。中足部とソールの一体感が高まり、フィット性が向上。また、ワイヤー最下部の縫製を工夫することで前足部のスペースを拡大、ゆびの付け根部分の自由度が向上し、しゃがみ込む姿勢がラクになる。スポーツシューズのようなスタイリッシュなデザインは日常使いにも向いている。
希望小売価格:17,820円(税込)
サイズ:22.5~28.0・29.0・30.0cm
ウイズ:ワイド(3E相当)
問い合わせ先:アシックスジャパン株式会社 カスタマーサポート部
取材・文:近藤克己、撮影:鈴木 忍