ファッション
2018/3/19 20:30

【保存版】リーバイス「501®」はいかに進化してきたか? 代表8モデルから年代別に変遷を辿る

【1915】コーンミルズ社による最高品質のデニムを採用

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501® XX 1915 MODEL(販売終了)

アモスケイグ社に代わり、この年にコーンミルズ社のセルビッチ(ミミ)付きデニムを独占使用する権利を獲得。これにより品質が格段に向上しました。両社の関係は現在も継続しています。

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のちにリーバイスの代名詞となるセルビッジの右綾デニム。縮むことで凹凸のある生地感になり、濃淡のはっきりした色落ちが現れます。

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この頃には左バックポケットが追加され(1902年からという説が一般的)、ポケットは打ち抜き型のリベットで補強されています。

 

【1933】ベルトループの装備で様々なはき方が可能に

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501® XX 1933 MODEL

3万2400円

ジーンズの売れ行きを保つため、様々な工夫が盛り込まれたモデル。そのひとつがベルトループの装備で、ここから徐々にベルトで固定してはくスタイルへと変遷していきました。

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若者はベルトをするためにリベットのあたりでシンチバックを切り落としたり、サスペンダーボタンを取り除いていたといいます。

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レザーパッチの下には白い布製ラベルが付属。全国復興法のロゴ「NRA」と青い鷲は、大恐慌のなかでも労働規約を遵守していた証です。

 

 

【1944】ディテールを簡素化した通称“大戦モデル”

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S501®  XX 1944 MODEL

3万2400円

世界大戦時下の資材不足を補うため、政府の要請で金属や布地の節約を実施。ウォッチポケットのリベットやシンチバックを省略するなど、ディテールの簡素化が図られました。

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アーキュエットステッチも削除を要請されましたが、リーバイスは拒否。501®の伝統を死守すべく、ペンキで描く方法が考案されました。

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ブランド名が省かれたボタン&リベットを採用。代わりに、ボタンには月桂樹の絵柄があしらわれました。この年代のみのディテールです。

【1947】新しい世代に向けたハイブリッドスタイル

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501® XX 1947 MODEL

3万2400円

1930年代モデルと大戦モデルの特徴を兼備。さらなる高品質を追求する一方、仕様面ではシンチバックとサスペンダーボタンはそのまま省かれ、現在の501®のベースが誕生しました。

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2本針式の機械が新たに導入されたことで、ヒップポケットのアーキュエットステッチは中央がクロスするダイアモンドシェイプに。

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戦時中に省略されていたウォッチポケットのリベットも復活。耐久性に優れた銅製のリベットが再び打ち込まれるようになりました。

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