提供:株式会社ニューバランス ジャパン
2020年にローンチし、今年で5シーズン目を迎えるニューバランスの「THE CITY」コレクション。スポーツデポ・アルペン限定で展開され、GetNavi webでもお馴染みの人気シリーズです。今回は発売がスタートした最新2024S/Sコレクションのトピックスや注目アイテムをピックアップ。しっかりとその魅力をお伝えしていきます。
THE CITYの変遷を振り返り
“働く大人のデイリーウェア”として「THE CITY」が誕生したのは2020年2月のことでした。コロナ禍に突入していく直前という状況でしたが、逆風も何のその。現代人のビジネススタイルやライフスタイルが大きく変わることを予見して作られた先見性にあふれるウェアやバッグ類を展開し、話題を集めました。
そのラインナップはシーズンごとに使用する素材が大胆に変わり、同じブランドと思えないほどの変貌を遂げるのが特徴です。それでいて、ビジネスから休日までをサポートしてくれるTHE CITYらしさは一貫して変わらず、ユーザーのニーズにフィットし続けました。
また、高品質ながらも優れたコストパフォーマンスも発揮し、リピーターも続出。同じジャケットでもデザイン違いや色違いを購入するのも検討しやすく、同コレクションさえあれば、あらゆるシーンに対応することができます。
そんな魅力たっぷりの「THE CITY」の最新作ではどのようなラインナップが用意されているのか、GetNavi Web編集長でもあり、本コレクションの愛用者でもある山田の解説とともに紹介していきます。
【指名買いリストその1】定番セットアップ
ブランドの代名詞ともなっているTHE CITY イージーシティージャケットは、「フィット」をテーマに開発された働く大人のデイリーウエアです。すっきりとしたシャープなシルエットを採用しており、同素材のパンツと合わせることによって、休日のおでかけでも、平日のビジネスシーンでも活躍してくれます。また、撥水加工を施しているので、梅雨時期だけでなく、天候の変化が激しいシーズンにもフィット。オールシーズンを通して着用できるよう、暑すぎず、寒すぎない生地の厚みにもこだわっています。
そんな人気アイテムに新色として「STONEWARE」が仲間入り。陶器という意味のとおり透明感のある落ち着きのある色味が春夏らしい軽やかな印象を演出。上のスタイリング例ではインナーにカットソーを入れて、ビジカジ感を出しながらもブラックで締めることにより、上質な雰囲気にまとまっています。
編集長・山田が語る!
いつもの着心地、いつもの信頼性――「THE CITY」の「THE王道」というべきセットアップ。「STONEWARE」はTHE CITYとしては珍しい、かなり明るめなカラーが新鮮だ。普段、ダーク系や紺系で無難にまとめてしまう人は、自身のイメージを大きく変えられるきっかけになる。
177センチ74kgの僕にLサイズはジャストなサイズ。少しだけゆったりといえるシルエットに。タイトさはないので、厚手のシャツを着たり、薄手のカーディガンを入れたりしても全体のラインが崩れることもない。はい、万能。
【指名買いリストその2】プレミアムコレクション
THE CITY5周年を記念して、人気のセットアップに新たに追加されたプレミアムジャケットとプレミアムパンツ。主張し過ぎないグレンチェック柄はシンプルに品のよさを演出し、これまでTHE CITYのラインナップにはなかった佇まいへと昇華。一方、ディテールワークでも、ユーザーの満足度を高めてくれます。
そんなセットアップを春夏らしく軽快に着こなすために、あえてポロシャツとスニーカー合わせてカジュアルダウンしてみるのはいかがでしょうか。(プレミアムコレクションはアルペン・スポーツデポ公式オンラインストア、Alpen TOKYO、Alpen NAGOYA(春オープン)での限定販売となります)
編集長・山田が語る!
個人的には今回の目玉商品。一見するだけではニューバランスだとわからない出で立ちにモノ好きとして惹かれる一方で、隠しポケットや追加の収納が充実しているのはニューバランスらしい細部へのこだわり。使えば使うほど良さが溢れ出てくる。
生地は薄くて軽くて身体まで軽やかになる。けれど、チープさは一切なく、仕立ての良いスーツを着ている感覚だ。パンツは比較的タイトなこともあって、ビシッと決めたい装いにピッタリ。先日GetNavi25周年パーティをカジュアルなレストランで開催したのだが、そういった場面に最高に合う。着ていきたかった!
【指名買いリストその3】ニットカーディガン
サラッと羽織ることでキチンとした感じを演出できるカーディガンは、会社以外にも、自宅やカフェなど、それぞれの場所やスタイルで作業している人にオススメ。THE CITYでも定期的にリリースされており、最新作ではボディにエアリーでドライタッチ目の細かいポリエステルストレッチニットを採用しています。
軽量性に優れているのでバッグの中に忍ばせておけるほか、清涼感のあるカラーリングは春らしい季節感をアピールし、ジャケットのレイヤードとして使う際でもアクセントとして活躍。大人の嗜みであるゴルフシーンでも難なくフィットするでしょう。
編集長・山田が語る!
少し視点を変えて、モノとの相性で解説してみたい。例えば、ペンや手帳を片手に抱えているとそれだけで絵になる、コーヒーカップを片手に持っても調和する、スマートウォッチがチラ見えしても映える。ビビッドではなく落ち着いたブルーが絶妙な差し色になってマルチに活躍。モノの所有欲をウェア側からも底上げしてくれる一品だ。
デザインは超シンプルでミニマル。伸縮性があって動きを妨げない、ストレスにならない。薄手でジャケットの下に来ても着膨れしない。春めいた華やかで明るい印象というよりはクールに決めたい時に良いだろう。
【指名買いリストその4】デニムライクセットアップ
今シーズンはポリエステル100%の素材をベースに軽くやわらかな風合いで防シワ、優れた形態安定性、色落ちの経年変化がないデニム調の生地を開発。その新素材を使い、ゆったりとしたシルエット、動きやすいラグランスリーブを採用したワークジャケットをリリースしました。
同素材のショーツと合わせることで、リラックス感のあるセットアップスタイルも手軽に完成。カジュアルな見た目はスニーカーとの相性も抜群です。
編集長・山田が語る!
遠くからはデニム調素材に見えないのだが、近くで見るとしっかりデニム調で、不思議な感覚。境界線のないボーダレスな魅力を持つと言う点で、THE CITYらしさを丁寧に表現しているセットアップ。
ハットやキャップと合わせてリラックスな雰囲気全開にして、週末にチェアリングを楽しみたい。伸縮性はそこまでないが、生地には硬さがないし、これまた軽いので椅子に身体を預けたら、速攻でスヤァとしてしまいそうだ。日が暮れて肌寒さを感じたら、デニムジョガーパンツに履き替えてもいいだろう。
【指名買いリストその5】デニムコンビニットセットアップ
休日にランニングやジムで運動して、そのままちょっとした買い物に出かけたい人にうってつけのセットアップもリリース。
まずジャケットはダンボールニットをベースに、襟からセンターファスナーの両サイド、ポケット口をデニム調ウーブン素材で切替え。同系色ながら、異素材ミックスにしたことにより、スタイリッシュにアレンジされています。ややゆとりのあるシルエットはファッション性もばっちりです。
パンツに関しては、脚をすっきりと見せる適度なテーパードシルエットを採用。セットアップでの使用はもちろんのこと、スポーツミックスコーデなど、普段使いでも映えます。
編集長・山田が語る!
センターファスナー両サイドのラインが効果的で、ボリューミーな印象を与えてくれ、1〜2ランク上の上質感が出ている。だから行く場所を問わない。ジムにだって行けるし、洒落たカフェにも着て行ける。これもまた境界なく活躍するという意味で、THE CITYらしいといえるだろう。
生地は厚くて春先の寒い中での運動にもピッタリ。パンツのオールゴム&ドローコードはキュッとフィットしてくれるのでずり落ちたりしないのが良かった。
【まとめ】変わらない価値
実は、THE CITYがローンチした2020年春、GetNavi webで公開した記事のタイトルはこちらでした。
「デザインも品質も、そして価格も衝撃的ーーニューバランスの新コレクション「THE CITY」はビジネスウェアの概念を変えてしまう」
そして本記事、今年2024S/Sのタイトルはこちら。
5季目突入の最新作を解説! デザインも品質も、価格も衝撃的――ニューバランス「THE CITY」はビジカジウェアの概念を変えてしまった!
そう、発売以降変わらないんですよね。デザインも品質も価格も引き続き衝撃的。そんなこだわりを持って2020年とほぼ同じタイトルを今回の記事には付けました。変わっているとすれば、ビジネスウェアだけでなく、ビジカジの領域を含めて常識を変えてしまった点でしょう。変わらないけど、進化するTHE CITYに今季は特に注目です。
撮影/大田浩樹 スタイリング/宮崎司 モデル/マツキヨ(HEADS)
【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】