進化その③
「3倍パワフルスチーム」でより強力な脱臭(※2)が可能に
女性がもっとも嫌がるものといえば、ニオイでしょう。もちろん、ビジネスの場でもニオイはイメージダウンにしかなりません。特に41才独身の筆者の場合、その点を十分注意しなければ、一筋の希望すらも消えかねない状況。ゆえに身体のケアは行っているのですが、それでも服がクサかったら全てが台無しです。実は、そんな服のニオイにも有効なのが衣類スチーマー。衣類スチーマーの熱と蒸気には、繊維に入り込んだニオイ粒子をはじき出す効果があり、汗臭、タバコ臭、飲食臭、防虫剤臭の脱臭(※2)のほか、最近になって加齢臭を脱臭(※2)する効果も実証されたとのこと。パナソニックの調査(※3)では、「素敵な人でも加齢臭がすると残念」という回答が75.6%に達したそうなので、筆者を含む素敵ではない人は、「ひたすら残念」とならないよう、本機をしっかり活用したいところです。
さて、旧モデルとの比較に話を戻すと、最新モデルは「3倍パワフルスチーム」を搭載することで、脱臭の面でも旧モデルを凌駕しています。こちらはその名の通り、通常の約3倍ものスチームを約3秒間噴射し、より強力に脱臭(※2)する機能。実際に使ってみると、ちょっと声が出てしまうほど、信じられない量のスチームが出ます。確かに、これならしつこいニオイにも効果がありそう。特にスーツやコートなど、着る機会は多いのに、簡単に洗えないような衣類にはぜひ利用したいですね。
進化その④
スチームが出にくい角度がなくなった!
実は旧モデルには、時計でいうと2時から7時くらいまでの角度でスチームが出にくく、左ききの人は使いにくいという欠点がありました。これは、給水タンク内の給水部が固定されていて、水を吸い上げにくいのが原因でした。一方、最新モデルでは給水部が可動式となっており、どの角度でも給水可能。スチームが出にくい死角は存在せず、自由に取り回すことができます。
もうひとつ、細かいことですが、持ちやすさを考慮してハンドルの持ち手を太くし、「スチームボタン」の高さを約2 mm高くすることで押しやすくなっているのもポイント。実際に使ってみると、断然最新モデルのほうが使いやすいのがわかります。さらに、旧モデルでは電源スイッチが持ち手の上部にありましたが、最新モデルでは、本体の側面に配置。これは、握った際に間違ってOFFにしてしまうことを防ぐためだそう。スイッチの位置ひとつとっても、ユーザー目線で考え尽くされていることがわかります。
【こちらもチェック!】
フラット面を使ったプレスを効果的に使うべし!
冠婚葬祭や大切なデートなど、ここぞというときにはアイロンのプレスも使いたいところ。NI-FS540には、フラットなアイロン面があるので、シャツの襟をビシっとしたいとき、パンツの折り目を入れたいときにぴったり。また、ハンカチをバッチリプレスしておけば、女性が涙を見せたとき、そっと差し出して好感度を上げることも可能です。
ちなみに、パナソニックの衣類スチーマーのラインナップには、より軽量でアイロン面がラウンドしているNI-FS340があり、こちらはプレスできないフリルやドレープもふっくら仕上げるそうです。女性なら、こちらを使うのもアリでしょう。
進化その⑤
「自動ヒーターオフ」があるから安心感が違う!
衣類スチーマーは忙しい朝に使う機会が多いだけに、電源を切り忘れてしまいがち。その点、最新モデルには、旧モデルにはない「自動ヒーターオフ」機能があるので、安心感がまったく違います。こちらは、電源が入っていてもスチームボタンを触らない場合、約60分で自動でヒーターが切れる機能。実際、近所に買い物に出たときに電源を切り忘れており、家に戻ってみると「自動ヒーターオフ」が働いて休止状態になっていた……ということもありました。こうした安全性への配慮はうれしい限りですね。
結論
もはや、買わない理由が見当たらない……
旧モデルも使いやすいと思っていたのですが、今回使ってみてわかったのは、やはり「最新モデルのほうが断然いい」という事実でした。①立ち上がり時間が早い②広範囲をムラなく仕上げられる③より脱臭に効果的(※2)な「3倍パワフルスチーム」がある④スチームが出にくい角度がない⑤「自動ヒーターオフ」機能の安心感……。忙しい朝に使うにはぴったりですし、特に使い心地の良さは快感で、吹き出すスチームとともにシワが魔法のように消えていく、あの感触が忘れられません。安全面や使いやすさへの細かい配慮を見ても、もはや、買い替えない理由が見当たらない……。もちろん、衣類スチーマー未体験の方にも全力でオススメできます。最新モデルNI-FS540の便利さを味わってしまったら、二度と手放せなくなることは間違いありません。
※2:スタンド含まず。
パワフルスチームのみで10秒間使用した場合と、3倍パワフルスチーム1回とパワフルスチーム合計で10秒間使用した場合の脱臭効果比較において。脱臭効果は、スチームをあてる時間、臭気・繊維の種類によって異なります。脱臭効果の感じ方には個人差があります。脱臭効果について(パナソニック調べ)【試験対象】衣類に付着したタバコ臭・飲食臭(焼肉・焼き魚)・汗のニオイ・防虫剤臭・加齢臭【試験方法】ニオイをつけたウールの生地に約10秒間スチームをあて、脱臭効果を6段階臭気強度法にて評価。付着させたニオイは以下のとおり。タバコ臭:約30 Lの試験容器内で約16分間煙に曝露。飲食臭(牛肉・さんまを焼いたニオイ):約90 Lの試験容器内で、煙に約16分間曝露。汗のニオイ:汗臭薬品(ヘキサン酸+マカデミアナッツオイル)を注射器で0.05 mL 滴下。加齢臭:加齢臭薬品(ノネナール)を注射器で0.05 mL 滴下。防虫剤臭:約10 Lの試験容器内に防虫剤(ナフタリン系、しょうのう、パラジクロロベンゼン)と布を入れ12日間放置。【試験結果】対象の臭気それぞれにおいて、有意な臭気抑制効果を確認。●脱臭効果の感じ方には、個人差があります。 ※3:20代から50代の男女5000名を対象に「加齢臭に関する意識調査」
商品に関する問い合わせ先 パナソニック https://panasonic.jp/iron/steamer.html
撮影/篠田麦也