手軽に手作りジャーキーが作れる乾燥機能が便利
トーストが焼けてピザの温めなども可能、かつ低温調理もできるというだけでかなり魅力的なのですが、庫内をムラなく加熱するコンベクション(対流)ファンを搭載し、低温でのコンベクション調理に対応している点にも注目です。この低温コンベクション機能を利用した魅力的な調理が、食品を乾燥させる機能です。こちらは、温めと乾燥を同時に行うことで、ビーフジャーキーやドライフルーツを作れるというもの。
酒飲みにはたまらないビーフジャーキーを早速……と思ったのですが、手元にちょうど豚肩ロースの薄切り肉があったので、ポークジャーキーを作ってみることにしました。
ビーフジャーキーのレシピは60℃で6時間とありましたが、手っ取り早く調理したいということもあって、70℃×6時間に設定しつつ、様子を見ながら調理をすることにしました。
レシピよりも10度高い70℃に設定したため、4時間後にはほぼできあがっている感じになりましたが、レシピと同じ6時間後まで待ってみることにしました。
調理が完了したポークジャーキーはカリカリに仕上がっていて、豚肉のうま味が凝縮されている印象でした。ビーフジャーキーもいいですが、手軽さではポークジャーキーもおすすめです。また、保存性を気にしなければ、乾燥時間を調整してしっとりとしたジャーキーを作ってみるなど、さまざまな乾燥度合いを試してみても楽しいでしょう。
買い替えを検討中なら、コスパの高いTSF601は有力候補
「絶対にトーストは食べないからトースターは不要」という方は珍しいと思うので、恐らくほとんどの家庭にオーブントースターがあることと思います。最近はバルミューダの「BALMUDA The Toaster」や三菱電機の「ブレッドオーブン」など、トーストのおいしさに徹底的にこだわったトースターも増えていますが、TSF601はトースターとしての基本をしっかりと押さえつつ、低温調理や乾燥機能を盛り込んだ点がほかにはない魅力です。
この価格でこの機能・性能はかなりコスパが高いと言えるので、トースターの買い替えを検討している人なら、ぜひ候補に加えてみてください。特に、お酒のつまみを自分で作りたいという人にはおすすめですよ!
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