日本人の平均的な睡眠時間は、OECD(経済協力開発機構)加盟国のなかで最短!!(2019年統計・「Gender Data Portal 2019」より)その睡眠不足による日本の経済損失は約15兆円ともいわれています(2016年米シンクタンク・ランド研究所の試算より)。そんななか、2020年は先端技術で睡眠を改善する「スリープテック」を活用した家電やサービスがヒットの兆し。今回は、なかでも注目の4つの製品&サービスを紹介します!
【スリープテック家電その1】脳波測定で深い睡眠状態を捉え先進のサウンド技術で持続させる
フィリップス
SmartSleep ディープスリープ ヘッドバンド
実売価格4万6610円
フィリップス スマートスリープ SmartSleep 睡眠補助装置 ディープスリープヘッドバンド ホワイト HH1610/02
センサーで脳波をリアルタイム計測。深い睡眠に入ると独自の演算により耳元に柔らかな微弱音を流し、睡眠の深さを持続させます。睡眠状態や深い睡眠の持続時間などは、アプリで確認可能です。
【スリープテック家電その2】家電メーカーと寝具メーカーの共同開発により寝室を快適化
パナソニック
快眠環境サポートサービス
アプリサービス利用料990円(2020年3月18日提供開始)
パナソニックのエアコンやLEDシーリングライトと、西川のセンサー搭載マットレスが連携。マットレス(別売14万800円)は胸部付近にセンサーを内蔵し、睡眠中の呼吸など微細な動きから、睡眠時間や睡眠状態などのパーソナルデータを計測します。これをもとにしてユーザーの入眠・起床のタイミングに合わせ、部屋の空調や明るさ調整を自動で制御。専用アプリで睡眠データを確認可能で、快眠のためのアドバイス機能も備えます。
【スリープテック家電その3】日本初!! 睡眠状態に合わせて角度が自動で変わるベッド
パラマウントベッド
Active Sleep BED
実売価格37万4000円(シングル/センサー付)
睡眠中の心拍・呼吸・体動をモニタリングするセンサーを搭載したベッド。「入眠時」「熟睡時」「起床時」それぞれの睡眠状態に合わせて角度が自動で調整されます。入眠時は背を上げ呼吸しやすく、熟睡時は平らにして寝返りしやすい状態に。起床時はまた背が上がります。
【スリープテック家電その4】最新クリーナーで寝具の清潔を保つ
レイコップ
ふとんクリーナー レイコップPRO
実売価格2万5300円
寝具が清潔でなければ快眠は得られない!! 最新のレイコップは、約60℃の温風をふとんへ送り込むドライエアブローにより、温風の力でダニを「死滅」させることが可能に。