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2020/10/6 17:00

パナソニック「ビストロ」を料理初心者が4か月使い続けた結果、食卓に出現した「絶品料理たち」5選

6月から「パナソニック×デリッシュキッチン」とコラボして、オーブンレンジ「ビストロ」を使い続けている。私は、料理はするが超初心者である。端的に言うと得意料理は鍋とパスタ、カレーだ。

 

↑「ビストロライブキッチン forビギナーズ」の詳細はコチラ(画像をクリックするとページに移動します)

 

鍋ドーン、肉ドーン、野菜ドーンであり、パスタゆで〜、レトルトソースをドーンである。たまに、自動調理鍋を使って、野菜ドーン、ルーをドーン、ピッである。

 

コラボが始まってからすでに4か月。正直「ドーン」は変わらない。相変わらず包丁の持ち方は妻から「危うい」と言われるし、切り方も毎回ネットにある動画を参考にしている。

 

でも、食卓に出てくる料理は激変した。在宅勤務となってもゆとりある時間はないし、料理のウデが格段に上がったというわけではないけど、テーブルに並ぶ料理の幅が広がったのだ。本記事では、ビストロ「NE-BS2700」で30品近く使ったなかから、特に絶品かつ、食卓を彩る料理たちを紹介。なぜそれを作ろうと思ったのか、という生活背景とともにお伝えしよう。

 

【その1】家族からのリピート率No.1「茶碗蒸し」

【その1】からものすごいハードルの高い料理を出してきたな、自分には無理そうだと思った方。もう少し読み進めて欲しい。実に簡単なのだ。

 

茶碗蒸しというと、料理初心者はまず作らない。というか、家で作るものではなくて、回転寿司店で食べるものだと思っている。一方で、普段から料理をする人でも繊細で手間がかかるため敬遠しがちな一品、それが茶碗蒸しである。

 

調理の手順は記事最下部のギャラリーにまとめたが、鶏ささみやえび、ぎんなんやかまぼこといった具材を容器に入れて、卵液(だしと卵)を入れてビストロのスイッチを押すだけなのだ。レシピ通りに作れば、しいたけこそ水に戻して煮込む必要があるが、これも工程の一部をビストロで準備できる。

 

すでに5回以上作っているが、注意するのは1点だけ。卵液にするだしと卵の比率を厳密に測って入れることぐらい。これだけで「す」がない、蒸し器もいらない絶品の茶碗蒸しができ上がるのである。

 

テーブルに茶碗蒸しが並ぶだけで、感覚的には3段階ぐらい食卓がグレードアップした気がする。きちんとした食事を家族に提供できている実感も得られる。さらに言えば、調理で人を笑顔にできるという「最上級の気持ち良さ」を味わえるのだ。ちなみに、上の茶碗蒸しの写真、撮影用に照明を当てたり、具の位置を調整したりはしているが、正真正銘、筆者が作ったものである。

 

【改めて味のインプレッション】

なめらかな口どけや味わいなど、お店に出てくるものと違和感のないおいしさでペロリと完食できる。我が家は3人家族だが、おかわりが必ず入るので毎回4人分作るほどだ。出来合いの茶わん蒸しは具がそっけないこともあるが、自作するから具をたっぷり入れられるので、我が家ではレシピよりも多めに様々な具を入れている。

 

使っている食材からもわかるようにヘルシーだし、噛む力も最低限で済むので、祖父母世代には喜ばれるはず。「茶碗蒸しが出てくるなんて!」とサプライズ感も演出できるだろう。

 

【その2】自宅の朝食が旅館やホテルのようになる塩ざけ(冷凍)

前回、ハンバーグ料理で使った「ビストロ専用グリル皿」の万能感はすごい。けれど、長く使って一番よかったのと感じているのが魚を焼くときだ。魚焼きグリルのお手入れは手間。焼いたはいいけど、内部で油がはねる、水が落ちる、容器は取り出して洗えるけど、本体内部は手を伸ばして洗わないといけない……。

 

しかし、焼き魚は季節を問わず美味しいから食べたい。そんなときにビストロで料理すれば焼き加減火加減も完璧で、洗うのもラク。スーパーで買った鮭をジッパー付き保存袋に重ならないように(ここ大事!)並べて、冷凍保存しておき、調理時に専用グリル皿に並べるだけ。積極的に魚を選ぶようになったので、食卓の傾向も変わった。

 

これまで我が家は、朝食は昨晩の残り物を最低限という生活だった、それも激変。朝から焼き立ての焼鮭を出せるようになり、「ここはホテルか旅館か!」とのコメントも家族からいただいた。

 

ニューノーマルの時代にあって朝食は非常に大事だ。起床後1分で仕事をスタートしようと思えばできるので、朝ごはんを食べずもそのまま昼までひたすら仕事。昼は昼で忙しいから食べそびれてしまい、夜にどか食いしてしまう――そんな人も少なくないと思う。朝飯から頑張りすぎる必要はまったくないけど、ビストロで簡単に焼き立ての鮭をテーブルに並べられて、1日のスタートを清々しく切れる。だから、1日を通した効率性も上がる。ビストロは食から日々の生活を変えてくれるトレーナーのような存在だ。

 

【改めて味のインプレッション】

スチームされていることもあり、しっとりふっくらのみずみずしい食感がウマい。ご飯が進む、みそ汁も進む、おかずも進む。美味しいから別の料理にも手が伸びていくのだ。魚は栄養価に優れるので、毎日でも食べたい料理だったが、その願いが叶っている。

 

また、上でも述べたが、焼魚特有の「煙が出てにおいがつく」「器具が汚れる」「半生or焦げがちで時間調整が難しい」といった問題も解決。冷凍しておいてすぐに焼けるので、我が家では朝食以外でも、時間がなくて夕食の準備ができないときにも活躍してくれている。

 

【その3】コロナ太り解消を助けてくれたズッキーニのチーズサラダ

この3か月糖質制限をしている。コロナ太りで体重が80kgをオーバー。身体は重いし、在宅勤務メインで外に出る機会が減っているし、運動できる時間的余裕もない。

 

糖質制限を始めてから健康のことも考えて、最初に野菜を食べるようにしているのだが、生野菜サラダを食べ続ける日々は飽きる。糖質制限といっても、そこまで厳密にやってないからドレッシングは様々手を変え品を変え食べているのだが、やっぱり飽きる。

 

そんなときに活躍してくれた料理がこのズッキーニのチーズサラダである。この料理を食べるだけでお腹がかなり膨れるからあとは豆腐やお惣菜などで、満腹感がすごい。ちなみに、3か月で9キロ痩せた。

 

ズッキーニをヘビロテしていても「飽きるでしょう」と思った人、このレシピは他の野菜でも代用可能だ。カリフラワー、ブロッコリー、パブリカ、かぼちゃなど。毎日ローテーションするだけでも気分的には違うし、そもそもパナソニックの調理家電のスマホアプリ「キッチンポケット」にはたくさんのレシピがあり、大抵の野菜のレシピが用意されているから、それらも含めて回していけば飽きがこない。

 

たぶん、コロナ太りでこの夏を迎えてしまった人は多いはず。このズッキーニのチーズサラダは、ワンボウルで調理可能なので、時短効果が高い。仕事の合間の食卓準備に、週末の作り置きに活躍してくれること間違いなしだ。

 

【改めて味のインプレッション】

絶妙な熱加減により、ズッキーニならではのシャキシャキとした噛み応えと、とろけるニュアンスがおいしい。味付けも薄くなく、濃すぎないので素材の味もしっかりおり、和洋どちらでも合う。前菜や、パンやパスタのサラダとして、また漬物的に、ご飯の御供としてもイケる。醤油をたらせばお米にも合うのだ。

 

ビール、ワイン、日本酒、ハイボールと何でもので、おつまみとしてのポテンシャルも高い。例えば、ワイン晩酌で「チーズは切れたけど粉チーズならある」というときの簡単レシピとしても重宝するのだ。

 

顆粒洋風スープ(いわゆるコンソメ)の味がやみつきになので、娘が小腹が空いたときや、塾に行く前にパッと出すと満足するのがうれしい。

 

【その4】とりあえず困ったらの「あさりの酒蒸し」でアレンジにもチャレンジ

料理を作る人が誰しもがつぶやいたことがあるセリフに「もう一品ほしいなぁ」があるのではないだろうか。主食、副菜などひと通り揃ってはいるのだが、気分的に何かが足りない。すぐに作れて、この隙間を埋めてくれるもの――我が家の場合、あさりの酒蒸しがそれにあたる。

 

この料理もすでに10回近く作っており、家族からの評判も上々。褒められれば伸びるのがワタシというもの。そこで、先日取材でいただいた紹興酒を白ワイン代わりにしてみるという挑戦もしてみた。

 

料理初心者はレシピ通りに作るのでいっぱいいっぱいだが、成功体験を積んで行くとアレンジもできて試行錯誤するようになる。ビストロをきっかけに自分で考えて料理するようにもなる。自分でも驚いているが、それ以上に家族が驚いている状況だ。

 

ちなみにこの調理、今回紹介しているビストロ「NE-BS2700」の専用レシピではない。しかし、【その3】で触れたキッチンポケットでは公式レシピとして掲出されており、レシピに表示されている設定で調理すれば失敗なく仕上がる。

 

【改めて味のインプレッション】

スチームのおかげで、あさりの身が小さく硬くならず、ぷりぷりの食感。バターと白ワインがリッチな香りを醸し出し、そこににんにくが加わり、味が重層的に。フレンチさながらのビストロ料理を堪能できる。残ったスープはご飯と粉チーズを入れれば、簡単にリゾットも作れる。

 

または、パンのディップスープになるので、〆まで完璧。ワイン、ビール、レモンサワーのほか、フルーティな濃厚旨口の日本酒にも合うので、これまたおつまみとしても万能だ。

 

【その5】衝撃度でいえばこれが最も衝撃的だった「温泉卵」

卵は電子レンジやオーブンレンジで調理するときに注意しなくてはいけない具材のひとつだ。そのままレンジにかけると破裂する。火傷や故障の原因となる。

 

ただ、ビストロでは生卵を専用グリル皿にそのまま載せてスイッチオンするだけで、信じられないほどトロトロの温泉卵ができ上がる。本記事の撮影時も、撮影したカメラマンや立ち会った会社の同僚が「本当に大丈夫?」と不安げだったが、完成した温泉卵を割ってびっくり、食べてニッコリ。ドヤ顔できる料理のひとつである。

 

温泉卵も茶碗蒸し同様、温度管理の手間がかかる料理だ。60度半ばで保温して30分程度ゆっくりと熱していく。レンジでのレシピも多くのサイトで紹介されているが、レンジの場合は卵を割って調理するのが一般的。生卵をそのままレンジに入れたらでき上がるという決定的な簡単さがウリ。ビストロでお任せでできてしまうのだから、うれしい限りだ。

 

【改めて味のインプレッション】

黄身は適度に半生かつ白身はトロっとした、お手本のような温泉卵。少し塩やしょうゆを付けるだけで、満足感のあるおいしさに。パン、ハンバーグ、肉系丼、海鮮丼、パスタ、サラダなどに添えるだけでその料理のシズル感をアップでき、味的にはリッチなコクがプラスされて絶品に。

 

本記事の料理を監修してくれた、グルメライターの中山秀明さんの個人的なオススメは納豆とのこと。生卵を入れた納豆よりもダイナミックなとろみと粘りが絶妙なバランスになり、すごくうまい。

 

【まとめ】初心者でも料理ができる、初心者でも料理から生活が変わる

家族に笑顔がこぼれて、1日のメリハリをつけてくれて、ダイエットのトレーナーにもなってくれて、新しい調理にチャレンジしてみようと思わせる。ビストロがあるだけで生活が大幅に変わった。

 

なお、この間、娘の夏休みもあったから引き続き、ワンボウルパスタのように手軽にできる料理は大活躍してくれた。ビストロは家族や自分の食を支えてくれる製品だと考えている。

 

 

【作り方まとめ(各料理とも画像をタップすると詳細が表示されます)】

●茶碗蒸し

●焼鮭(冷凍)

●ズッキーニのチーズサラダ

●あさりの酒蒸し

●温泉卵

 

【お知らせ】「ビストロライブキッチン forビギナーズ」最新回は10月7日21時から生配信!

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料理初心者のGetNavi web編集長・山田と、こちらも料理初心者のMCあまりさんでお送りする、ビストロライブキッチンのスピンオフ番組「ビストロライブキッチン forビギナーズ」。4回目を迎える10月7日21時〜の生配信では、蒸し料理に挑戦。なんと「にらまんじゅう」を作ってしまいます。オーブンレンジで蒸し料理が果たして美味しくできるのか? デリッシュキッチンのInstagramアカウントから配信しますので、ぜひご期待ください。

 

撮影/福永仲秋(ANZ) 取材協力/中山秀明