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2021/2/27 19:00

引っ越しで開運! 家のエネルギーを高める「引っ越し風水」のチェックリスト

鍵の受け渡しから入居日までにすべきこと

鍵の受け渡しから入居日までの間のどこかで、新居へ行くことができる日には、家の中全体を白い布で拭きながら部屋のお清めを。

 

「相撲のときに土俵に塩をまくように、窓を全開にし、粗塩をまき、掃除機で塩を吸って、白い布で水拭きをしてから乾拭きをする……というのが理想ですが、そこまでするのは大変ですよね。簡易版としてオススメしたいのが、白い清潔なぞうきんや汚れていない布で部屋全体の乾拭きをすること。このとき『良い気がたくさん入ってきますように。これからよろしくお願いします』などと部屋に伝える気持ちを込めて拭いていくのがポイントです。お清めをすることで、前の住人の気配や土地そのものの気が鎮められ、気持ちよく新しい生活がスタートできます」(紫月香帆先生、以下同)

 

部屋のお清めが終わった当日、もしくは引っ越し後なるべく早い段階で、地元の氏神さまにご挨拶へ行くことも大切だと紫月先生。

 

「明治神宮のような大きな神社が“都知事”だとしたら、近所にある氏神さまは“大家さん”のような存在です。盗難や火災などの災いから守ってもらうためにも、氏神さまへのご挨拶をおろそかにしないことです。『○○(住所)に○○(いつ)から引っ越してくる○○(名前)です。どうぞよろしくお願いします』などと、住む場所と名前を頭の中で唱えながらお参りをしておきましょう」

 

【関連記事】引っ越しを効率よく行うための、手続きから荷造りまでの5ステップ

 

部屋別・入居後1か月で取り組みたいこと

引っ越しが終わってからしばらくは、荷解きや部屋の整理を続ける日々が続きます。以下の場所別のポイントを参考にしながら、少しずつ気の流れを整えていきましょう。

 

「悪い気を吸って良い気を出してくれる観葉植物は、どのお部屋にもオススメです。リビングには大きめサイズを、トイレにはミニサイズ、キッチンには中サイズなど、その場にあったサイズのものでインテリアに合うものを少しずつ買い足していくのも楽しい時間ですね」

 

1. 玄関に鏡を置く

「形は丸や楕円、八角形で顔全体が映るサイズが好ましいです。全身鏡でもOK。ただし、鏡は1つのみにし、運気を跳ね返してしまうので合わせ鏡にはしないように。でかける前は玄関の鏡を見て身だしなみを整え、最後に口角を上げてニコッと笑ってから出かけましょう」

 

2. トイレの香りは柑橘系に

「トイレは健康運に影響を及ぼす場所です。悪臭がこもらないようにこまめに換気をし、ゆずやレモン、グレープフルーツなどのさわやかな香りのアロマや芳香剤を取り入れましょう。使うとき以外はトイレのフタを閉じ、こまめな掃除で清潔さをキープします」

 

3. バスマットはこまめに洗う

「床が濡れることは運気ダウンにつながってしまうので、入浴後の足裏の水分をしっかり吸収してくれるバスマットが欠かせません。使用後はこまめに洗濯し、カラッと乾かすことが大切。清潔さをキープするために、買い替えもこまめに行えるとよいでしょう。手頃な値段のものでかまいません」

 

4. キッチンには赤い小物を

「タイマーや鍋つかみ、やかんや鍋など、どこかに赤いアイテムを入れましょう。キッチンは火よりも水を使う頻度が高いので、火と水のバランスが崩れやすくなります。赤いアイテムによって火のエネルギーを補うことで、場のエネルギーバランスを整えましょう」

 

5. リビングのコンセントをまとめる

「テレビ関連やパソコン・スマホ機器、空気清浄機など、リビングは電化製品が多く、電源コードが散乱しがちに。これらがからまったり、ホコリが溜まったりすると人間関係に衝突が起きやすくなります。コードをまとめるカバーやバンド類を使って束ね、すっきりした状態にしましょう」

 

6. ベッドの下に貴重品を収納しない

「ひとり暮らしの場合に特に注意したいのがベッド下の収納です。ここに通帳や印鑑、契約書、アクセサリーなどの貴重品を収納するのはNG。大切なものの上に寝るという行為が金運を押さえ込むことにつながります。ベッド下収納には、シーズンオフの衣類や日用品などを入れるようにしてください」

 

7. 集中力が高まる場所をワークスペースに

「リモートワークのスペースは、その部屋の中の北か南西に作りましょう。北は集中力、南西は仕事運アップによい影響があります。仕事を始める前にアクセサリーを付ける、飲み物はタンブラーで用意するなど、仕事スイッチを入れるアイテムを決めてメリハリを付けることも、集中力アップに効果的です」

 

 

風水は、漢方薬やビタミン系サプリメントのような存在。即効性は期待できないけれど、ふとしたときに流れが好転しているのを感じる楽しさがある、と話す紫月先生。「まずは風水の仕組みを理解できるといいですね。どうしてその選択がよいのかが納得できれば、実践し、継続しやすくなり、ますます良い流れに乗っていけるでしょう」

 

出かける機会が減り、自宅で過ごすことが増えた今、引っ越しを機に住環境を整えることは、良い流れを生み出すチャンス。ぜひ、風水を意識してみましょう。

 

【プロフィール】

開運セラピスト / 紫月香帆(しづきかほ)

幼い頃より、占いや風水に親しんで育ち、高校在学中から芸能活動をスタート。独学で九星気学を学び、その後師事して本格的に手相を学ぶ。手相、人相から風水、四柱推命タロット、姓名診断と、豊富な知識を駆使した占術は、的中率の高さとわかりすいアドバイスに定評がある。さらに、四柱推命と風水をベースに研究を重ねた独自の「宿命カラー風水」、「十干風水」を確立。開運セラピストとして、雑誌やテレビ、携帯コンテンツなど各方面で活躍中。下記の『神さまが教える風水の教科書』(ナツメ社)など、約25冊の著書を出版。『やってはいけない風水』(河出書房新社)は33万部を超える大ヒットになっている。オンラインスクール「光運塾」主催。

 


紫月香帆『神さまが教える 風水の教科書』(ナツメ社)
https://www.natsume.co.jp/books/1839

風水の基本知識からインテリア別の風水ポイントがまとめられた紫月先生の人気著書。九星早見表のほかにも、月ごと9年分の大吉方位と大凶方位が確認できます。

 

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