歩く、打つ、を1日中繰り返すゴルフにおいて、シューズに求められる性能はバランスです。10月に第3世代がデビューするFJ(フットジョイ)のゴルフシューズ「D.N.A.」は、“安定性”“軽量性”“柔軟性”というゴルフシューズに求められる3つの性能を高い次元で実現した、まさに理想のゴルフシューズといえます。
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ゴルフはバランスが重要!
ゴルフというスポーツは、プレーヤーのさまざまな資質を試す奥深さがあります。強靱な肉体でボールを遠くに飛ばすことができれば、大きなアドバンテージを得ることができますが、それだけで勝負が決まるわけではありません。グリーンを狙うショットでは、飛距離よりもコントロールが重要になります。パワーより技術が要求されるわけです。そして、グリーン上でカップを狙うパッティングは、技術だけでなく精神力までもが求められます。
つまり、心技体すべての要素で高い次元のパフォーマンスをバランスよく発揮することが、ゴルフにおいて最高の結果を生み出すことになるのです。
ただし、その領域にたどり着くには、いくつかの矛盾を克服しなければなりません。たとえば、ボールを遠くに飛ばすためには、スピン量をできるだけ少なくする必要がありますが、グリーンを狙うショットでは、スピン量をできるだけ多くしないと、ボールを止めることができません。豪快さと繊細さの両立。このような二律背反に立ち向かうのがゴルフの難しさであり、面白さでもあります。
すべての機能を高い次元でバランスさせたFJの「D.N.A.」
それはゴルフシューズにも同じことが言えます。1ラウンドで6~7キロの距離を歩きながらショットとパットを繰り返すゴルフは、軽いシューズであればあるほど歩きやすいですが、軽過ぎるとショット時の安定性が得られません。歩行時の歩きやすさと、ショット時の安定性を両立させながら、高い柔軟性を発揮することが、ゴルフシューズに求められる機能になります。
これらの要素をいずれも高い水準で実現したのが、FJが2017年10月に世へ送り出す「D.N.A.」の第三世代です。2014年に最高峰で戦うプロの意見をベースに誕生した革新的ゴルフシューズは、早くも3世代目に突入し、3つの大きな進化を果たしました。
1つは軽量化。まず歩行時に関して、アウトソールを前作比で23%軽量化することに成功。これにより、総重量も7パーセント軽量化され、疲れにくさと歩きやすさを実現しました。
2つめは安定性。次にショット時に関して、左右のスパイク鋲の幅が広がったことにより安定性が向上し、スイングのパワーをさらに効率良く伝達できるようになりました。
3つめは柔軟性。シューズの土台・骨組となるシャーシ構造に新素材を採用し、高次元の柔軟性を発揮。足にピッタリとフィットし、快適性が格段に向上しました。
FJの進化のヒミツ
なぜFJのゴルフシューズはこれほどまで進化を続けることができるのでしょうか。それは今から160年前、1857年に米国マサチューセッツ州ブロックトンで誕生して以来、靴をつくりつづけ、人の足、その用途に合ったシューズを常に追求してきたからです。
1927年には米国と英国の対抗戦として始まった「ライダーカップ」の米国チームがオフィシャルシューズに採用。1945年にはPGAツアー(米国男子ゴルフツアー)で使用率ナンバーワンに輝き、それ以来70年以上にわたってトップの座に君臨しています。
松山英樹が優勝争いを演じた今年8月の全米プロゴルフ選手権でも、24歳のジャスティン・トーマスが「FJ」のロゴをつけたゴルフシューズを使用し、初のメジャー制覇の栄冠を手にしました。
1989年に登場した画期的なゴルフシューズ、「ドライジョイズ」シリーズの革新性を受け継ぐモデル
今から28年前、今日の革新的なFJシューズのベースになった 「ドライジョイズ」ゴルフシューズが誕生し、その圧倒的な防水性と通気性により革新的なゴルフシューズの代名詞にもなりました。
D.N.A.の名称は、ドライジョイズ(DRYJOYS)・ネクスト(NEXT)・アドバンスメント(ADVANCEMENT)の頭文字であり、画期的なゴルフシューズの基礎となったドライジョイズシリーズを更に進化させ、次世代につなぐ思いからつけられています。この革新性を受け継ぎ、進歩を重ねるモデルのひとつがD.N.A.なのです。
それぞれの時代、その時々のプレーヤーのニーズ、常に変化するゴルフ環境の中でゴルファーの足元を支え、より快適なプレーを、優れたデザイン性とともに提供するFJの信念でもあります。
こうしたFJのモノづくりに対する思いはプロゴルファーだけのためではありません。あらゆる人々の足形を分析する中で最適なフィッティングをもたらす木型を製作し、その木型を基礎にさまざまなモデルを開発しているのも同社の特徴です。この取り組みにより、すべてのゴルファーが納得できるゴルフシューズをつくり出すことができるのです。
ところで、海外ブランドのゴルフシューズと聞くと、自分の足に合うサイズがないのではないかと気にする人もいますが、そんな心配は一切無用です。アマチュアを対象にしたフィッティング会を日本国内だけで年間800回も開催していますので、自分の足に合うシューズを必ず見つけることができます。
しっかりしているのに柔らかい!
その性能の高さは、「D.N.A.」第三世代を履けば、すぐに実感できます。シューズ内部に足を滑り込ませれば、軽量でソフトな人工皮革が足の表面を柔らかく包み、低反発スポンジ素材が足首を心地良くホールドしてくれます。
FJ独自のBoaクロージャーシステムもさらに進化。「カラーIP1 Boa」でダイヤルを締めたり緩めたりする微調整がワンアクションで可能になり、最適な締め具合を瞬時に見つけることができるようになりました。
また、ダイヤルを締めることによって足の甲に当たる部分の伸縮タンにも新しい構造を採用しています。人工皮革とゴム素材をコンビネーションさせることで、どんな形の足にもフィットさせることができるのです。
芝の上を実際に歩いてみると、見た目の重厚感とは違って履き心地はとても軽快で、スムーズに足を運ぶことができます。それでいて、地面をしっかりと踏み締める安定感があり、傾斜を歩く際には自在に屈曲してくれます。
ショットに臨む際も、このシューズの実力を感じることができます。ボールに向かってアドレスすると、従来のゴルフシューズよりも地面に接地している範囲が広く感じます。スパイク鋲の高さで地面から浮き上がっているような感覚がなく、足の裏全体が地面に張りついているような、どっしりとした安定感があります。
それでいて、ダウンスイングからインパクトでスイングの力をボールにしっかり伝えた後、フォロースルーからフィニッシュでは集まったパワーを軽やかに分散してくれるような開放感があります。アドレスからインパクトまではしっかりした固さがあり、インパクト以降は一気に柔らかくなるような不思議な感覚です。
一般的にゴルフギアで重視されるのは、ゴルフクラブとゴルフボールであり、ゴルフシューズの性能はそれほど重視していないアマチュアゴルファーもいるようですが、それは明らかに間違いです。
ゴルフというスポーツは、クラブでボールを打ち、少ない打数でカップに入れることを競いますから、クラブとボールが直接的に関与するギアであることは確かですが、クラブをスイングするのはプレーヤー自身の動きであり、スイングのパフォーマンスを高めるためには、プレーヤーの足元を支えるゴルフシューズも重要な役割を果たしていることを忘れてはいけません。
世界最高峰のゴルフツアーで70年以上もの間、FJのゴルフシューズが使用率ナンバーワンに輝いているのは、トッププロたちが実力を認め、信頼を寄せているからです。
160年もの歴史を持ちながら変化することを恐れず、常に最新のテクノロジーを取り入れながら進化を続けるFJの「D.N.A.」であれば、貴方のゴルフの土台を足元からしっかり支えてくれるでしょう。
FJ(フットジョイ)
D.N.A. BOA
●カラー:ホワイト+レッド+ネイビー、ホワイト+シルバー、ホワイト+ブラック、ブラック●サイズ:Wウィズ24.5cm ~ 27.5cm、Mウィズ 25.0cm ~ 27.5cm (ホワイト+シルバーのみ)、XWウィズ 24.5cm ~ 27.5cm (ホワイト+シルバーのみ)
価格:オープンプライス(予想実売価格2万5000円税抜、編集部調べ)
取材協力:アクシネットジャパン
撮影協力:グレンオークスカントリークラブ(千葉県)
http://www.glenoaks.cc/index.php