この夏、ネイマールの移籍(バルセロナ→パリ・サンジェルマン)が大きな話題となったリーガ・エスパニョーラ。そのバルサがここまで無傷の6連勝を達成した一方、ピリッとしないのが王者レアル・マドリーだ。6節終了時点で3勝2分1敗とやや出遅れている。
そうしたなかで、冴えないプレーにより味方サポーターからもブーイングを浴びていた選手の一人、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルが先日のレアル・ソシエダ戦で決めたゴールが話題になっている。
#イスコ のロングパスに、飛び出たのは #ベイル!自慢のスピードでDFを抜き去り、最後は浮かせてゴール!#ラ・リーガ 第4節 #レアル・ソシエダ×#レアル・マドリード を観るなら https://t.co/u4BaoHt81Q で。#テレビでDAZN pic.twitter.com/m8TlZGpBSl
— DAZN ダゾーン (@DAZN_JPN) September 17, 2017
アウェイで2-1とリードして迎えた61分、イスコのロングパスに抜け出したベイルは一気にギアを上げ、対峙していたDFを抜き去る。後方からのスタートであったが、持ち味のひとつである驚異的なスピードで、あっという間にゴールを奪ったのだった。最後のチップキックもニクイ!
地元メディアの「Marca」によれば、ベイルがスプリントした際のスピードはなんと時速35kmを記録していたという。これが本当ならば、フットボール界最速レベルの数値を叩き出したことに! リーガ公式も「地上最速の男」ウサイン・ボルトの名前を出しながらこんな動画をツイートしている。
.@GarethBale11… or @usainbolt?? ??? pic.twitter.com/JUHfe96zVD
— LaLiga (@LaLigaEN) September 21, 2017
様々な角度から今回のゴールを分析。最近はトッテナム時代に見せていた爆発的なスピードが影を潜めていた印象もあるベイルだが、今シーズンの彼は一味違うのかもしれない。
若きスペイン代表MFマルコ・アセンシオら若手の台頭も目立つなか、ベイルの逆襲が注目される。