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2016/7/15 20:46

アラフォーには懐かしくニュー世代には新しい! MIZUNOのカジュアルカテゴリー「Mライン」がブレークしそうな予感

みなさんは“みずの”と聞いて何を連想しますか? なかには、映画評論家の水野晴郎氏を頭に思い浮かべた方もいるかもしれませんが、筆者の場合は断然、スポーツブランドのMIZUNOを連想します。だけどミズノといえば、野球用品や陸上競技用スパイクといった、ゴリゴリの本気系メーカーというイメージを持った方が多いことでしょう。しかし、MIZUNOにだって洗練されたカジュアルラインが存在します。そのカジュアルラインこそMラインなのです!

 

“Mライン”と聞いて、なにか懐かしい響きがしませんか? アラフォー世代の私が幼少の頃に存在していた、MIZUNO製品に使用された「M」をかたどったラインマークのことです。記憶が確かなら、筆者の父もMラインのスニーカーを所有していたはず。この当時はスニーカーという呼び名ではなく「運動靴」というノリでしょうか。小学校の先生にも、上履きとして愛用していた方がいたことをおぼろげながらに記憶しています。それにしても、まさか40年後にファッション性の高いスニーカーとしてMラインが再登場するとは、まったく予想ができませんでしたね。

 

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今回紹介するモデルは、70年代に発売されたオーソドックスなマラソンシューズをベースにした「MOLE(モール)」。ユニセックス仕様で、 マラソンレースで求められるスピードと軽量感を優先した結果、ほかにはない唯一無二のトゥデザインが誕生したのです。はたして、その履き心地とは? それでは試していきましょう!

 

過去のイメージからは想像できない軽さと履きやすさ

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マラソンレースで求められるスピードを追求して生まれたトウ。つま先で地面を蹴り上げる際にしっかりとトラクションが効くよう、上部までゴムソールが貼られています。

 

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現行のマークである「ランバード」は1983年に誕生しましたが、それ以前のMIZUNO製品に配されていたのが、このMラインです。ギザギザしたエッジのデザインが、クラシックで懐かしい雰囲気をかもし出していますね。

 

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ま~るくラウンドしたヒールのデザインに注目。スタビライズ性能を重視した最近のランニングシューズは、複雑な形状をしたプラスチック製のヒールカップがメイン。往年のモデルを象徴とするシンプルで美しいシルエットをしたヒールは、逆に新鮮です!

 

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アッパーはライトオンスナイロンとスウェードのコンビで、想像以上の軽さ。マラソン用シューズをベースにしただけあって、これなら長時間履き続けても疲れにくいですね。

 

あらためて、ベーシックかつシンプルなデザインのスニーカーだと実感しました。マラソン用シューズなだけあって、とにかく軽くて履きやすかったです。Mラインでは、これからも昔の名作をドンドンと復刻させてモデル数を増やしていくとのこと。今後も、MIZUNOの動向からは目が離せませんね!

 

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MIZUNO

M-line Footwear MOLE

1万4904円

マラソンレース用に開発されたシューズをベースにしたモデル。レースにて求められるスピードと軽量感を優先したデザインが採用されている。

 

【URL】

MIZUNO http://www.mizuno.jp/

M-line Footwear http://www.mizuno.jp/mline/