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2018/3/28 18:00

小さな車にこだわり続けた111年ーーダイハツ工業今昔物語

生産ラインの間近で職人技を取材。コペンファクトリーに潜入!

ダイハツ本社工場内にあるコペンファクトリー。今回は一般公開されている最終工程を間近で取材させてもらった。

 

骨格だけのコペン入場!

エンジンなどの駆動系を装着した状態でコペンが登場。ここからは専門担当によって、最終組み立てと検査が行われる。

 

指示に従い外板パーツ装着

2人の作業者によって、ドア、ボンネット、ルーフ、シート、タイヤなどのパーツが手作業で組み付けられていく。

 

細部まで厳しく確認

ここからは検査工程。まずは車体に傷などがないかをチェック。専用ライティングが施されており、スタジオのような雰囲気。

 

アライメント調整も入念に!

ヘッドライトの光軸、前輪組み付け角を確認。サイドスリップテスターの上を通過させてチェックを行っていく。

 

足まわりも徹底的に確認

リフトで車両を持ち上げ、作業員が車両下に入ってチェック。足まわり部品の締め付け、油漏などを検査、確認していく。

 

最後は雨漏りチェック

台風や豪雨を想定し、毎分450㎖の水を2分間噴射。オープンカーには欠かせない雨漏り耐性検査を経て、完成となる。

 

【訪問した場所】ヒューモビリティワールド

ダイハツの本社内にある同施設は一般にも公開され、その歴史を体験型展示として楽しむことができる。発動機製造株式会社時代のポンプや三輪自動車のダイハツ号、貴重な初代ミゼットから最新モデルまでを展示。

↑全3フロア構成で、一番上のフロアでは同社の最新技術を学べるコーナーもある

 

大阪府池田市ダイハツ町1-1
午前の回 9:30〜12:00 (最終受付 11:00)
午後の回13:00〜17:00 (最終受付 16:00)、
ともに一般見学の場合(土曜日のみ)

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